第3回『介護の仕事の魅力発信! 介護の未来ナビゲーター委嘱状交付式』
6月27日(金曜)に、「令和7年度介護の未来ナビゲーター委嘱状交付式」を開催し、介護事業所で働く若手介護職員28名の代表として三星さんに、私から委嘱状を交付しました。
県の推計では、令和8年に介護サービスを提供するために必要とされる介護職員数は、約59,000人とされている一方、県内の介護職員数は約56,700人であり、約2,300人の人材の不足が見込まれています。介護職員数は年々増加していますが、それ以上に高齢化の進行が速く、介護職場は慢性的に人材が不足しています。
県では、これから就職する若い方々に、介護の仕事を正しく理解して就職先の一つとして認識してもらい、就職につなげていくことを目的として、県内の若手介護職員等を「介護の未来ナビゲーター」に委嘱し、高校や大学等における出前講座や、就職イベントでの相談対応等の活動をしていただいています。
介護の未来ナビゲーターを代表して宣誓をした梅原さんからは、「介護の仕事は、ただ生活を支えるだけではなく、利用者様の尊厳を守り、その人らしい暮らしをサポートすることです。『あなたがいてくれると安心する』と言っていただける瞬間に大きなやりがいを感じます。介護は人を支える温かい仕事であり、多くの方にその魅力を知っていただきたい」という熱い想いを伺い、大変頼もしく感じました。
私からは、「皆さんが感じている介護の仕事の魅力ややりがいを御自身の言葉で語っていただくことが、若い方々の心を動かすことになります。日頃、業務を通じて得られた経験や想いをこれから社会に出ていく若い方々に伝えてください」と、今後の活躍への期待を込めて言葉を贈らせていただきました。
介護の未来ナビゲーターの活動は、今年度で12年目を迎えます。介護の仕事が若い方々にとって当たり前の職業選択肢となるよう、介護の未来ナビゲーターの皆さんの力を借りながら、地道に活動を続けてまいります。



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