県議会だより第134号(4) ピックアップ本会議(2)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1085013  更新日 2026年8月12日

印刷大きな文字で印刷

医療・福祉

がん医療への新たなアプローチ

Q.医療技術の進展を踏まえた静岡がんセンターの新たな取り組みは。

A.令和7年12月に開設した乳腺看護外来では、乳がん患者の意思決定支援や副作用対処、心理的支援などを一人一人の生活背景や価値観を尊重して実施している。また、新しい抗がん剤の登場により副作用対策の必要性が高まったため「支持医療科」を令和8年4月に新設した。さらに膵・胆道がんの診療強化に向け、同年7月に「膵がん・胆道がんセンター」や特化型のがんドックコースを新設する。

子ども・若者意見の県政への反映

Q.子ども・若者の意見を施策に生かす取り組みは。

A.子ども・若者の声を聴くオンラインプラットフォーム「こえのもりしずおか」には令和7年度、約6800件の意見が寄せられ、自転車の交通安全対策をはじめ複数の提案を関係する計画に反映した。今後は日本語理解が高くない子どもや、オンラインで意見を表明しにくい子どもも含めたより多くの意見を集めるため「こえのもりしずおか」を9カ国語対応とし、学校や施設訪問による対面での意見聴取も引き続き行う。

こえの森しずおか

ライフステージ特有の健康課題

Q.女性特有の健康課題に対する取り組みは。

A.令和7年度に立ち上げたタスクフォースにおいて、更年期症状等の不調を放置せず健康づくりに取り組む効果的な啓発手法を検討し、日常利用の小売店との連携や勤務先からの働き掛けが有効との意見が示された。本年度はドラッグストアと連携した月間キャンペーンを実施し、特設コーナー設置や教育型アンケートにより自らの健康づくりを支援する。また企業向けセミナー等を通じ女性の健康を応援する取り組みを広げる。

安全・安心

住宅耐震化への支援

Q.耐震補強工事の費用負担軽減に向けた支援は。

A.建物の一部を補強する部分補強や外側からの工事で完了する外部改修等、家全体の耐震化に比べ安価な3つの減災化手法を新たに補助対象とした。また精密な診断により施工箇所を減らす低コスト工法の採用を促進するほか、補助金分の立て替え払いの負担解消のため、市町が工事業者に直接補助金を支払う制度の導入を進める。支援策の利活用を市町へ働きかけるとともに、耐震化が遅れている地域を中心に戸別訪問等を行う。

文化・観光

文化財の継承

Q.文化財の継承に対する考え方は。

A.文化財は地域の自然と歴史を映すかけがえのない財産である。未来への継承を重要な責務と認識し、文化財を支える人材育成に加え市町の文化財保存活用地域計画作成支援など県全体の体制強化を図っている。活用に向け「しずおか遺産」を核に国内外の方が文化財に触れる取り組みを進めるほか、3次元データ化した仏像等のWEB公開や3D化した文化財の商業施設での展示などデジタル技術を活用し魅力を発信している。

用語解説:しずおか遺産

文化庁が認定する「日本遺産」の県内版として、既存の文化財指定制度とは別に、本県の魅力ある歴史文化資源を紹介するストーリーを県が認定する制度。県民理解の促進と観光活用につなげることを目的とする。令和4年度の創設以来、令和7年度までに9件が認定されている。

しずおか遺産インバウンド向けツアー
しずおか遺産インバウンド向けツアーの様子

このページに関するお問い合わせ

静岡県議会政策調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2559
ファクス番号:054-221-3572
gikai_chousa@pref.shizuoka.lg.jp