デジタル技術が暮らしを支える 誰にも優しいデジタル社会の実現へ/県民だより2022年4月号

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ページID1007250  更新日 2023年1月24日

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今、社会のデジタル化が急速に進んでいます。デジタル技術を積極的に取り入れ、身近な暮らしに役立てられるよう、県は「ふじのくにDX※推進計画」をスタートします。
※DX:デジタルトランスフォーメーション…情報通信技術の浸透が、人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させること。

なぜ今、デジタル化?

誰にも優しく、誰もが便利に、安全・安心、そして豊かに

2040年までに深刻化するといわれる労働力不足に備え、デジタル技術を活用した効率化が求められています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い非対面・非接触などの新しい生活様式が推奨されたことで、デジタル化が一層加速しています。
「ふじのくにDX推進計画」の基本理念は「誰にも優しく、誰もが便利に、安全・安心、そして豊かに」。いつでも、どこにいても必要なものやサービスが受けられる持続可能な社会を目指しています。

これが2040年問題!生産年齢(15~64歳)の人口 2015年7629万人 2040年5978万人 2割以上減少!

地域社会のDXの推進に向けた取り組み

県は「10年後の目指す姿」に向け、段階的に計画を進めていきます。
10年後に向け、例えばこんなことに取り組みます!

デジタルデバイド(情報格差)対策

イラスト:デジタルサポーター

今後、暮らしの中にデジタル技術の活用が広がっていく中で、デジタル機器に不慣れな方が取り残される恐れがあります。地域での支援を充実させるため、スマートフォンの基本的な使い方などを教えられる「デジタルサポーター」を育成します。

行政手続きのオンライン化の推進

イラスト:マイナンバーカード

住民に身近な行政サービスの窓口である市町の情報システムの標準化などを支援し、行政手続きのオンライン化を進めます。マイナンバーカードを利用して、窓口に行かなくても必要な行政サービスが受けられる体制を整えます。

データの分析・利活用の推進

イラスト:オープンデータ

オープンデータ(※)などの取り組みを通じ、旅行者への効果的な情報発信による観光誘客、デジタル技術を活用した農作業の効率化や農作物の高品質化など、さまざまな分野でデータの活用を進めます。

※オープンデータ…データの利活用を促進するため、容易に編集、加工、再配布などができる形で提供するデータ


10年後 誰もがデジタル化の恩恵を受けられる、豊かな社会

知っていますか?身近なデジタル化

県立中央図書館「電子図書館」

「図書館DX実証実験」として、各種サービスの拡充に取り組んでいます。「電子図書館」は、広い県域をカバーできる遠隔地サービスとして好評です。

電子図書館の説明は次のページをご覧ください。

3次元点群データ

県は、県内のほぼ全域の道路や地形などをデジタルデータで取得し、再現する取り組みを行っています。このデータは、オープンデータとして公開しており、自動運転、観光、学術研究などさまざまな分野で活用されています。昨年7月に熱海市で発生した土石流災害では、2次災害の危険性の速やかな把握や対応策の検討に活用されました。

写真:橋
3次元点群データにより再現した橋

動画で解説

「ふじのくにDX推進計画」の目指す姿・政策を動画で紹介
詳細は次のページをご覧ください。

問い合わせ

県デジタル戦略課
電話/054-221-3679 ファクス/054-251-4091

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2231
ファクス番号:054-254-4032
PR@pref.shizuoka.lg.jp