令和5年度県の予算とQ&A

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ページID1052668  更新日 2023年3月24日

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富国有徳の「美しい“ふじのくに”」づくり

~日本の「文化首都」の開幕~

社会経済の大きな転換期を迎える中で、県が持つポテンシャルを最大限に生かし、世界共通の目標であるSDGsのフロントランナーとして、富国有徳の「美しい“ふじのくに"」の実現を目指します。
予算の詳細はこちら

令和5年度当初予算(一般会計)1兆3,703億円

1.安全・安心な地域づくり

拡充  地震・津波対策等減災交付金……25億円
地震・津波対策アクションプログラム2023の減災目標の達成に向け、市町の地震・津波対策を支援します。

新規  豪雨等災害対策緊急事業費……25億円
生活インフラ施設・要配慮者利用施設などの被害を防ぐため、河川拡幅などの緊急対策を実施します。

拡充  盛土緊急対策関連事業……7億9,400万円
安全性把握調査や応急対策の他、熱海市逢初川源頭部の土砂処理を実施します。

▲ドローンを用いた盛土の監視

拡充  新興感染症等対策関連事業……8億5,700万円
新たな感染症の流行に備えるため、「ふじのくに感染症管理センター」を整備します。

2.持続的な発展に向けた新たな挑戦

拡充  空間情報デジタル基盤構築関連事業……2億8,000万円
3次元点群データやインフラ施設の情報を一元化するプラットフォームを構築します。

新規  再生可能エネルギー導入促進関連事業……7億4,600万円
再生可能エネルギーの導入を促進するため、事業者の太陽光発電設備導入などを支援します。

3.未来を担う有徳の人づくり

拡充  少子化対策関連事業……5億1,400万円
結婚、妊娠・出産、子育てまでの「切れ目のない支援」を強化します。

拡充  子どもの安全対策関連事業……3億9,200万円
保育総合相談窓口の設置や、大規模保育所における手厚い保育士配置を促進します。
▲保育士の追加配置

拡充  医療的ケア児支援関連事業……1億7,000万円
医療的ケア児が地域で安心して生活できるよう、支援体制を強化します。

拡充  県立学校施設整備・老朽化対策等関連事業……142億5,200万円
県立学校の教育環境を充実するため、新たな学校の整備や県立高校のトイレ洋式化などを行います。

4.豊かな暮らしの実現

新規  スタートアップ支援事業費……8,600万円
本県の経済の成長の原動力となるスタートアップ企業を支援します。

新規  中小企業等新事業展開促進事業費助成……2億円
新たな収益の柱の構築に向けた、中小企業の新事業展開を支援します。

新規  持続的農業経営支援事業費助成……1億円
中規模経営体が行う、省エネや生産の効率化などを支援します。
▲鉄骨ハウスの更新

拡充  移住・定住関連事業……5億8,400万円
本県への移住を促進するため、首都圏からの移住者に対して、移住・就業支援金を支給します。

5.魅力の発信と交流の拡大

拡充  東アジア文化都市推進事業費……4億9,800万円
年間を通じて、本県および日本の多彩な文化の魅力を国内外に発信します。
▲オペラコンクール

新規  富士山世界文化遺産登録10周年機運醸成事業費……5,800万
10周年を契機として、富士山の価値を国内外に発信します。
▲10周年ロゴマーク

拡充  空港振興関連事業……31億2,100万円
コロナ禍前水準までの需要回復に向け、国際線の復便など、富士山静岡空港の完全復活に向けた取り組みを推進します。

問い合わせ/県財政課 TEL/054(221)2033 FAX/ 054(221)2750

県の予算Q&A

お答えします! ~若者からの疑問・質問~

街中の若者に県の予算や事業について、疑問に思ったことや聞いてみたいことを伺いました。 今回、編集部が若者のこえを担当課に投げかけてみました。

Q.コロナ禍の影響により、厳しい経営環境にある企業も多いと思います。事業活動をしながら脱炭素化を実現するために、どんな支援をするのでしょうか?

A.令和5年度は、省エネ設備に対する助成について、温室効果ガス削減効果が大きい設備投資に対する補助率、限度額の引き上げや、助成対象の拡大など、現場のニーズを踏まえ支援を拡充します。その他、企業が使用するビルなどの建築物は、建設時からの省エネ効果が長期間続くことから、省エネルギー性能の高い建築物の設計費用に対する助成制度を創設します。きめ細かい支援策により企業の脱炭素化を支援していきます。
中小企業等省エネ設備導入促進事業費補助金について詳細はこちら


※静岡県産業成長戦略2023資料から抜粋、一部改変

企業脱炭素化支援センター活用ナビはこちら
回答:県環境政策課
Q. 将来、子どもが欲しいけれど、仕事をしながら育てることができるか不安です。子育てと仕事が両立できる、そんな将来を描けるような支援はありますか?

A. 社会全体で子育てしやすい職場環境づくりを実現するため、職場で働く部下・スタッフのワークライフバランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる「イクボス」の普及・育成に取り組みます。また、企業による次世代育成支援に関する自主的な取り組みの促進を図るため、仕事と子育てを両立できる職場環境づくりなどに積極的に取り組む企業を静岡県次世代育成支援企業(こうのとりカンパニー)として認証します。

こうのとりカンパニー認証制度について詳細はこちら
回答:県こども未来課
Q. 令和4年の移住希望地ランキングで静岡県が全国トップだと聞きました。他県に比べて移住希望が多いのに、人口流出も多いのはなぜ?

A. 静岡県は自然の豊かさや子育てのしやすさなどの理由から子育て世代の移住者が多い一方で、大学定員が大学進学者に比べて少ないことから県外への進学や大学卒業時の県外への就職などにより、10・20歳代で毎年約6,000人の転出超過になっています。若者に県内で就職してもらえるよう、企業の誘致や新産業の創出に加え、若者や女性の雇用比率が高い情報通信やデザインといったサービス業を新たに誘致するなど、魅力ある雇用の受け皿づくりに取り組んでいきます。また、UIターン就職サポートセンターにおける就業支援などにも取り組んでいきます。
回答:県総合政策課
Q.
  • ふじのくにカーボンクレジットとはどのような取り組みなのでしょうか。
  • 農業、林業、中小企業において制度の普及を目指すとありますが、それによってどのような効果がもたらされるのでしょうか
A. カーボンクレジットとは、省エネや再エネ機器の導入、適切な森林管理等による二酸化炭素などの温室効果ガスの削減量を「クレジット」として国等が認証するものです。削減に取り組んだ企業は、クレジットの売却により経費の一部を賄え、購入者は企業活動で発生する二酸化炭素をオフセット(相殺)することができます。 あらゆる産業分野においてクレジット創出に取り組む企業を支援し、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。

回答:県エネルギー政策課
Q. どうして演劇教育を導入するの?導入によって、県民にはどんなメリットがある?
A. 演劇専門教育の導入には、コミュニケーション力や表現力など豊かな人間性を養う教育効果が期待されます。 演劇専攻の設置で、静岡県にある公立劇団SPACの資源を活用し、自己表現力を身に付けた有徳の人を育成します。
回答:県高校教育課

問い合わせ/県広聴広報課 TEL/054(221)2231 FAX/ 054(254)4032

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2231
ファクス番号:054-254-4032
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