通報件数が増えています!
ここ数年、県内で不法投棄の通報件数が増えています。不法投棄は人目につかない場所で行われることが多く、悪質な事業者が山間部でゲリラ的に産業廃棄物を投棄するケースや、地域住人以外の何者かが、ごみ置き場に勝手に家庭ごみを捨て去るケースなどが目立っています。投棄者の特定調査をしても泣き寝入りになるケースがあります。
▲山間部に不法投棄された大量のごみ
家庭ごみが知らないうちに…
家庭ごみを回収できるのは、一般廃棄物処理業の許可を持つ業者だけです。許可のない業者への依頼が、不法投棄につながることもあります。不要物を捨てる際は必ず市町のルールに従って、不審な業者(特に無料回収業者)に依頼しないようにしましょう。
▲無料回収業者が放置した廃家電など
あなたの土地を狙う悪質業者に気をつけて!
「資材置場に使わせてほしい」と言われて土地を貸したら、建設廃材や廃棄物が混入した土などを持ち込まれたケースが増えています。ご注意ください!
被害に遭わないために- うまい話があっても安易に土地を貸さない!
- 自分だけで判断せず周りに相談を!
- 相手がどんな業者か確認!必ず書面で契約を!
不法投棄、どうすればなくせる?
一つでもごみがあると「捨てても大丈夫」という心理が働き、不法投棄をされる一因になってしまいます。
○雑草の除去など、土地の管理を!雑草が伸びているとごみを捨てやすくなり、発見が遅くなります。柵やロープなどを張り、第三者の侵入を防止するのも有効です。土地の管理は所有者の責務です。清潔で整然とした空間を保ちましょう。
不法投棄は犯罪です!
廃棄物処理法では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定められています。ルールを守らずに物を捨てた者には、投棄物の撤去や適切な処理を命じられるだけでなく、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金(法人に対しては3億円以下)または、その両方に処される場合もあります。
今年も実施!不法投棄防止統一パトロール
官民が一体となって不法投棄を監視!
毎年6月と12月の年2回、不法投棄の未然防止と早期発見のために、警察、海上保安部、市町、地域の民間団体が一体となり、県内の一斉パトロールを行い、不法投棄の抑止に取り組んでいます。
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▲市町や民間団体などによる富士山麓の合同パトロール -
▲警察の警備艇による合同海上パトロール
TEL/054(221)3810 FAX/054(221)3553
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問い合わせ/県廃棄物リサイクル課 TEL/054(221)3810 FAX/054(221)3553
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