平成23年度大気汚染及び水質汚濁等の状況

調査結果の概要

大気汚染

一般環境大気測定局での環境基準の達成状況は、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素及び微小粒子状物質のいずれもすべての測定局で環境基準を達成したが、浮遊粒子状物質の環境基準の達成状況は94％であった。
自動車排出ガス測定局での環境基準の達成状況は、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質のいずれもすべての測定局で環境基準を達成した。

水質

生活環境項目のBOD及びCOD（注釈1）の環境基準の達成状況は河川98％、海域77％であり、湖沼では、佐鳴湖で環境基準を達成しなかった。健康項目（注釈2）については、全測定地点で環境基準を達成した。
また、地下水については、すべての測定地点で環境基準を達成した。
（注釈1）河川はBOD、湖沼と海域はCOD
（注釈2）重金属、有機溶剤等の有害化学物質

ダイオキシン類

大気、地下水、土壌については、すべての測定地点で環境基準を達成したが、水質及び底質はそれぞれ1地点で環境基準を達成しなかった。 

自動車騒音

環境基準の達成率は、昼間及び夜間とも達成したのは90.6％、昼間のみ達成は2.9％、夜間のみ達成は0.4％であった。

航空機騒音

富士山静岡空港周辺6地点では、すべての測定地点で環境基準を達成した。また、航空自衛隊浜松基地周辺では、1地点で環境基準を達成しなかった。

新幹線騒音

新幹線沿線地域（軌道から25m）において、45.9％で環境基準を達成した。

資料

• 平成23年度大気汚染及び水質汚濁等の状況（詳細）