豊かな暮らし空間創生について

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ページID1015902  更新日 2024年2月8日

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静岡県では、「住んでよし訪れてよし」の理想郷の実現に向けて、「暮らし空間倍増」と質の高い住宅ストックの形成による豊かさを実感できる魅力的な住まいづくりの推進を、新総合計画の重点取り組みの一つとして位置づけました。

豊かな暮らし空間創生とは

豊かな暮らし空間創生とは、”ふじのくに”ならではの多様なライフスタイルやライフステージへの対応として、生活と自然が調和するゆとりある住まいづくり・まちづくりの推進、地域コミュニティの形成や景観に配慮した豊かな住環境を整備することにより、快適な暮らし空間の実現を目指すものです。

豊かな暮らし空間創生の手引き 快適な暮らし空間の実現を目指して

豊かな暮らし空間を実現するための考え方を目に見える形で示した手引書です。

取組みの考え方等を示す<解説編>、参考となる実現事例を紹介する<事例編>からなるA4冊子です。

表紙の写真:豊かな暮らし空間創生

<解説編>

<事例編>

「豊かな暮らし空間創生住宅地」認定制度

豊かで美しい暮らし空間の実現を目指す取組のひとつとして、「自然との触れ合い」、「家族との団らん」、「地域とのつながり」などを大切にして新規に分譲される住宅地を「豊かな暮らし空間創生住宅地」として認定する制度です。

認定された新規開発住宅地には、自然と調和するゆとりある住まいづくりを実現できる住環境と、これを持続する仕組みが整っています。

イラスト:暮らし空間のモデル図
暮らし空間のイメージ図

<豊かな暮らし空間創生住宅地認定等要綱など>

詳しくは「豊かな暮らし空間創生住宅地」認定制度のページを御覧ください。

<認定住宅地>

第1号しまだあさひガーデンプレイス(分譲中)

所在地:島田市旭一丁目
認定申請者:大河原建設株式会社

第2号クルドサック16(分譲完了)

所在地:小山町藤曲
認定申請者:小山町

第3号サンステージ向山(王の郷)(分譲完了)

所在地:三島市北沢
認定申請者:東発不動産有限会社

第4号星空の郷御殿場高原・堀金(分譲完了)

所在地:御殿場市印野
認定申請者:御殿場市

第5号箱根西麓プラスフィールズ(分譲完了)

所在地:三島市市山新田
認定申請者:伊豆総業株式会社

第6号三島市大場あこう田園(分譲完了)

所在地:三島市大場
認定申請者:加和太建設株式会社

第7号あしたの杜(分譲中)

所在地:富士市川成島
認定申請者:旭化成ホームズ株式会社

第8号三島塚原優良田園住宅・桜郷里(分譲中)

所在地:三島市塚原新田
認定申請者:三島塚原田園住宅合同会社

第9号おかのみやタウン(分譲完了)

所在地:沼津市岡宮
認定申請者:加和太建設株式会社

第10号しまだみそらガーデンプレイス(分譲中)

所在地:島田市向島町
認定申請者:大河原建設株式会社

第11号エンブルタウン御殿場高根(分譲中)

所在地:御殿場市塚原
認定申請者:ヨシコン株式会社

豊かな暮らし空間創生住宅地への補助制度

自然と調和するゆとりある住まいづくりを実現できる住環境と、これを持続する仕組みを整えた「豊かな暮らし空間創生住宅地」の実現を支援するため、認定基準を満たす住宅地の開発における公共施設部分の整備に対して補助します。

項目

対象区域

静岡県が指定する「ふじのくにフロンティア推進区域」

市町が設定する「ふじのくにフロンティア新拠点区域」

市町が設定する「ふじのくにフロンティア地域循環拠点区域」

対象者

事業者に補助する市町(政令市を除く)

要件

「豊かな暮らし空間創生住宅地」の認定基準を満たすもの

開発規模
6区画以上の新規住宅地開発
暮らし空間倍増

暮らし空間が「家」の2倍以上の面積を有すること(延べ面積+庭面積+コモンスペース≧延べ面積2倍)

壁面後退

建築物の壁面が道路境界線から5m(1m※)以上、隣地境界線から1m以上離れていること

※車の速度や通過交通を抑制する仕組みをもつ歩行者と車が共存できる道で、子供の遊び場や散策、立ち話ができる等の住民の憩いの場としての役割を果たすコミュニティ道路の場合

外構や建物の配慮
庭を緑化すること、建築物の色彩を地域で調和させること、建築物の高さを抑えること など
維持管理体制
基準を遵守し良好な住環境を維持するための組合、運営委員会等を組織すること

対象事業費

事業者が行う道路、公園等の公共施設の整備に対し、市町が補助する経費(整備後に市町が所有・管理する部分)

補助率

2分の1

限度額

10,000千円

<制度概要>

<豊かな暮らし空間創生事業費補助金交付要綱等>

<申請の流れ>

図解:補助フロー

豊かな暮らし空間創生アドバイザー派遣制度

豊かな暮らし空間の普及を目指す住宅関係事業等に向けて、様々な工夫により良好な暮らし空間を実現している専門家による開発計画、維持管理手法や住宅設計等に関する助言等を受ける機会を提供することにより、豊かな暮らし空間の普及を図ることを目的として、アドバイザー派遣制度を実施します。

<活用例>

  • 宅地開発を行うにあたり、豊かな暮らし空間を創生するための工夫を取り入れたまちづくりの素案を作成したが、コミュニティに配慮した生活道路配置に関して、専門家の意見を確認したい。
  • コモンスペースを持つ住宅地開発を検討しているが、所有の方法や将来にわたって良好な維持管理を継続するための仕組み、工夫について専門家を招いて勉強したい。
  • 住宅地の良好な環境を形成するため、まちづくりに関して外構や建築物及びそれらの配置などに関するルールを定めることを検討しているが、その内容について専門家によるアドバイスを得たい。
  • 協議会に参加する住宅関係事業者を対象に、豊かな暮らし空間を創生するための工夫を取り入れたまちづくりを実践した専門家に、開発行為に係る課題の解決方法、経年劣化しないまちづくりの工夫、コミュニティ形成の支援などに関する経験を基にした講演をお願いしたい。
  • 土地所有者に向けた土地の活用方法に関する勉強会を開催するが、定期借地に関する基本的事項と定期借地だからできる豊かな暮らし空間創生の事例について説明したい。

静岡市内の住宅地”池田の森”が「住まいのまちなみコンクール」で国土交通大臣賞に選定されました。

「第11回住まいのまちなみコンクール」において、静岡市内の住宅地”池田の森”が最優秀賞となる国土交通大臣賞に選定されました。(本県初)

イラスト:池田の森

「住まいのまちなみコンクール」は、地域の方々の住環境の維持管理によって良好なまちなみを形成している地区・団体を表彰、支援するもので、平成17年度に第1回が開催され、今年度で19回目。
全国からの応募について、審査委員会が書面、現地調査を通じて総合的に判定し、最優秀賞に当たる国土交通大臣賞1点、住まいのまちなみ賞数点が選定されます。(主催:一般財団法人住宅生産振興財団他)

家・庭一体の住まいづくり基本政策検討委員会

生活と自然が調和する「家・庭一体の住まいづくり」を推進するため、各分野の有識者からなる基本政策検討委員会を設置し、施策展開の方向性等に対する助言をいただきました。

期間:平成25年7月から10月(計3回)

委員一覧(敬称略)

齊木崇人(神戸芸術工科大学学長)、寒竹伸一(静岡文化芸術大学教授)、漆畑成光(有限会社池田の森ランドスケープ代表取締役)、大澤稔(株式会社賛同人建築研究所所長)、小林孝明(シティサイエンス株式会社取締役副社長)、齊藤広子(明海大学教授)、森田昌史(国土経営研究所所長)

ゆとりある住まいを少ない負担で実現できる「定期借地権制度」

豊かな暮らし空間創生を実現するため、「所有から利用へ」の考えの下、ゆとりある住まいを少ない負担で実現できる定期借地権制度を活用した住まいづくりを提案します。

国土交通省の調査結果によると定期借地権付き住宅の平均敷地面積は、土地所有権住宅の1.7倍となっており、定期借地権制度を活用すれば、同じ金額で、より広い敷地に住まうことができます。

表紙の写真:定借パンフ

(A4パンフレット)「所有」から「利用」へ一からわかる定期借地権制度

定期借地権制度については、定期借地権推進協議会のページをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部建築住宅局住まいづくり課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3081
ファクス番号:054-221-3083
sumai@pref.shizuoka.lg.jp