外来生物について
外来生物って何??
外来生物とは、もともとその地域に生息していなかったにも関わらず、人間の活動によって他の地域から入ってきた植物や動物のことを指します。その外来生物のうち、自然生態系などへ悪影響を及ぼす危険がある動植物を「特定外来生物」といいます。
特定外来生物は、外来生物法(正式には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」)に基づいて指定されています。外来生物法は、特定の外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止することを目的としています。
これまで162種類の特定外来生物が環境省により指定されています。(令和7年4月1日現在)
特定外来生物のリストは、次の環境省ホームページからご覧ください。
外来生物法については、次の環境省ホームページからご覧ください。
静岡県内にいるのは??
静岡県内では、これまで動物30種類、植物10種類の「特定外来生物」が確認されています。
静岡県内で発見された外来生物一覧
分類 | 種目 |
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動物(30種類) |
タイワンザル、ヌートリア、クリハラリス、アライグマ、ハリネズミ属、ガビチョウ、ソウシチョウ、カナダガン、カミツキガメ、スウィンホーキノボリトカゲ、ウシガエル、チャネルキャットフィッシュ、ブルーギル、コクチバス、オオクチバス、カダヤシ、ラスティークレイフィッシュ、モクズガニ属、カワヒバリガイ属、ゴケグモ属、アルゼンチンアリ、セイヨウオオマルハナバチ、アカカミアリ、ヒアリ、アカボシゴマダラ、ガー属、キョクトウサソリ科、ハヤトゲフシアリ、アカミミガメ、アメリカザリガニ |
植物(10種類) | ナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、ナルトサワギク、オオカワヂシャ、アレチウリ、オオフサモ、ボタンウキクサ、アゾルラ・クリスタタ |
詳しくは次をご覧ください。
動物17種類(平成21年度静岡県特定外来生物分布状況実態把握調査)
※平成21年時点で確認された17種類について調査しています。
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(表紙から38頁) (PDF 6.3MB)
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(39から53頁) (PDF 5.4MB)
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(54から77頁) (PDF 9.8MB)
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(78から122頁) (PDF 7.4MB)
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(123から136頁) (PDF 5.0MB)
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(137から152頁) (PDF 6.9MB)
植物10種類(平成22年度静岡県特定外来植物生息分布調査)
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(表紙から6頁) (PDF 5.4MB)
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(7から9頁) (PDF 8.0MB)
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(10から12頁) (PDF 8.0MB)
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(13から15頁) (PDF 8.0MB)
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(16から17頁) (PDF 5.4MB)
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(18から19頁) (PDF 5.4MB)
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(20から最終頁) (PDF 3.7MB)
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(資料編) (PDF 487.5KB)
生態系被害防止外来種リストに掲載されている種のうち、静岡県に生息している種
国は、様々な主体に対し外来種についての関心と理解を高め、適切な行動を呼びかけることで、外来種対策の一層の進展を図ることを目的として、生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)を公表しています。
このリストに掲載されている種のうち、県内に生息していると思われる記述がある種、又は県の調査等で生息確認をしている種はこちらになります。(動物69種類、植物108種類)
日本の自然を守ろう!!
外来生物が進入してくると自然のバランスが崩れることがあります。
特に昔からいた生物を脅かす侵略的外来生物による被害を予防するために
- 入れない 悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない。
- 捨てない 飼っている外来生物を野外に捨てない。
- 拡げない 野外にすんでいる外来生物を他地域に拡げない。
外来生物についての詳しい問い合わせ先
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
電話番号:03-3581-3351(代表)
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このページに関するお問い合わせ
くらし・環境部環境局自然保護課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2545
ファクス番号:054-221-3278
shizenhogo@pref.shizuoka.lg.jp