地域の「原風景」を再生する自然環境対策

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1034615  更新日 2023年1月13日

印刷大きな文字で印刷

防潮堤整備に伴う自然環境対策

自然環境への影響を軽減

防潮堤整備区間17.5kmは、アカウミガメをはじめ、貴重な自然環境の宝庫となっています。防潮堤整備にあたっては、これらの貴重な自然への影響を最小限にとどめるよう対策を実施してまいります。

写真:防潮堤整備に伴う自然環境対策

豊かな自然と懐かしい景観を「ふるさとの原風景」として後世に引き継ぐ

自然環境対策で実施した調査により、沿岸を象徴する中田島砂丘、湿地帯等にある貴重な自然環境が失われる寸前の危機的状態にあることがわかりました。防潮堤整備に伴う自然環境対策は、現状の自然への影響を低減するだけでなく、潜在的な自然を再生・復元することも目指します。地域本来の自然環境をより良い状態で、後世に引き継ぎたいと考えています。

写真:対象とする自然環境の現状

写真:自然環境対策の理念と方針


作業実績と今後の作業予定 

自然環境の劣化を食い止めるために外来種の駆除作業を実施しています。主な内容は湿地帯内において繁殖している外国産スイレンの駆除、砂地における外来種(オオフタバムグラ等)の除草作業です。また、中田島地区や五島地区を生息地とするカワラハンミョウ保護のための環境改善にも取り組んでいます。今後の作業予定は、平成28年5月中旬から湿地帯内において特定外来種(オオフサモ等)の駆除を実施していく予定です。

環境保全活動の必要性(外来種の駆除等)

写真:将来に向けた取り組み カワラハンミョウ保護

自然環境検討委員会

有識者、地域の意見を伺いながら進めています

有識者の専門知識、地域の情報・意見を伺うため、「自然環境対策検討委員会」を設置しています。調査と対策の検討を重ね、第4回となる平成26年10月開催の第4回では、自然環境対策の方針と内容が中間報告に取りまとめられました。
配慮すべき場所や対策が示されたことで、防潮堤の設置位置も決定しました。
今後も定期的に開催するとともに、専門性・重要性の高い対策については、有識者を中心としたワーキンググループを設けて、有識者の指導・助言をいただきながら進めています。

写真:自然環境対策検討の体制

委員会資料

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

浜松土木事務所
〒430-0929 浜松市中央区中央1丁目12番1号浜松総合庁舎7・8F
電話番号:053-458-7253
ファクス番号:053-458-7193
hamado-soumu@pref.shizuoka.lg.jp