平成18年9月9日~19日に開催した関係者説明会での主な質疑応答(要旨)

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ページID1042634  更新日 2023年1月13日

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※質問・意見・回答とも発言そのままではなく、補足、修正して要旨としてあります。

※同様の質問が複数ある場合はひとつにまとめてあります。

※個人や会社の個別の質問は割愛しました。

1.事業全般

工期が15年というが、最初の1年目は平成何年か。

新貨物駅の用地確保が2年かかる見通しであり、平成20年度の工事着手を予定している。

国、県、市の財政に非常に不安がある。国などの補助金はあてにできるのか。都市計画で決まったなら、都市計画で見直したらいい。こんな問題のある計画で申請するのはおかしい。

この事業について、国、県、市も財政上の検討をしており、問題ないと考えている。

富士見町の踏切では、学生の通学時間帯ともなると、非常に危険な状態となる。是非早くやってもらいたい。

(要望であるため回答なし)

町内の定例会で高架事業の話をするが、高齢者は15年20年後には生きてないよと関心が薄い。見えるところからどんどん手をつけて、皆さんに見えるように進めていってもらえば理解も進むのではないか。

工事の手順上、駅西側から高架工事を行っていくが、片浜西沢田線の早期開通や交差道路を早めに開通させるなど、事業効果を早期に出せるよう検討していきたい。

沼津において、土地の有効利用、高度利用を図っていくには、高架化せざるをえない時期にきている。県内では浜松、静岡と高架化されて、「そして沼津」と県内の3大都市として、しっかりしたものにしてもらいたい。

(要望であるため回答なし)

高架の目的が南北交通の円滑化だというが、現在の渋滞は信号のせいではないのか。高架の部分だけを4車線にして本当に解消されるのか。

三つ目ガード(国道414号)では、高架化に伴い、現在2車線の道路が4車線化され、交通容量が拡大することにより渋滞が緩和されると考えている。
国道414号は前後部分も4車線化する計画だが、一度にはできないので前後の拡幅は随時やっていく。

用地取得の問題により事業が遅れ、その間に国の政権交代があるかもしれない。事業認可をとったとしても無駄な公共事業の廃止ということで、鉄道高架の見直し・取り消しがあり得ると聞いている。

鉄道高架化は、交通の円滑化や南北市街地の一体化、都市基盤整備、魅力あるまちづくりなど複合的な効果がある。
公共事業費は年々落ちている中、鉄道高架費に関しては毎年横ばいかプラスになっている。メリットが非常に大きいことから国も力を入れている。

今後、このような高架の説明会は行われるのか。

工事着手する前には、工事の実施にあたっての説明会を開催する。

用地買収にあたっては、先祖代々の土地だから売りたくないという人に対して、「土地収用だからあなた出て行きなさい」と推し進めていくのかという疑念がある。この点を留意しながら、血も涙もある行政であってもらいたい。

沼津市は今まで強制収用で移転してもらったことはない。今後も誠心誠意話合いで進めていきたい。

鉄道高架や周辺整備で本当に沼津はよくなるのか。浜松は散々な状況である。浜松は沼津の3倍の人口であり、その浜松がだめなのに、本当に沼津ではうまくいくのか。

駅北口では、キラメッセぬまづやBiVi沼津ができ、南口では再開発ビルが建設中である。また、民間の施設では、東横インやアクアガーデン(結婚式場)が沼津に進出してきた。鉄道高架は時間・お金ともかかる事業であるが、それだけの効果がある事業なので県、市ともがんばっている。

建設に15年かかるとのことだが、その間、経済情勢により財政状況は変わってくるであろう。「高架税」なんてものもでてくるかもしれない。

今後、事業費がふくまらないように、できる限りコスト縮減に取り組んでいく。
沼津市の毎年度の負担額は土木費の10%弱位にあたる。この事業により「高架税」を徴収するようなことはない。

今年度、事業認可を取得すると、用地買収、着工、竣工は、具体的にいつなのか。

新貨物駅の用地取得は平成19年度までを予定している。着工は平成20年度、完成は平成34年度を予定している。国と調整中の事項があるため確定していない。

高架はわれわれが生きている間は利用できないということか。できあがるまでに最低20年はかかるのではないか。

東海道上り線については、工事着手後10年目で供用開始される予定。三枚橋錦町線は平成17年に完成しており、片浜西沢田線も平成25年供用開始を目指している。
キラメッセぬまづ・BiVi沼津も完成しており、市民に利用していただいている。できるところから順次整備していく。

建物補償(移転補償)はどの位補償してくれるのか。

具体的にどの位補償するのかは、調査してみないとわからない。
ケースバイケースなので一概には言えないが、家屋の場合は、支障する割合や家屋の築年数などを加味して決められる。

東海地震がいつ来るか分からないというのに、どうして高架などするのか。

鉄道高架の効果として都市の防災性の向上がある。
三つ目ガードもあまねガードも老朽化しているが、高架化に伴い南北をつなぐ道路が整備され、災害時の避難路が確保できる。
高架橋自体も阪神大震災後の厳しい設計基準により、十分な強度を持ったものとなる。

用地買収が完全に済んでいないのに国に事業認可の申請をするのか。

新貨物駅の用地買収は難航しているが、国に申請していく。
沼津市にとって、高架事業は必要不可欠な事業である。そのところを理解してもらい、貨物の残り半数の地権者から土地を売ってもらえるよう努力していく。

事業認可はいつ頃になるのか。大岡地区の用地買収・測量に入るのは新車両基地・新貨物駅の用地買収が完了してからになるのか。

事業認可申請は説明会が終わってからできるだけすみやかに国へ申請したい。
大岡地区にかかる用地買収は、新車両基地・新貨物駅の用地買収と並行して行っていくこともあると考えている。

国・県・市の費用負担はどうなっているのか。三つ目ガード以外の防災対策は考えているのか。震度7の東海地震がきた場合、高架はもちこたえられるのか。

JRの負担が概ね5%程度、残る費用の半分を国が、さらに残りを県と市で半分ずつ負担することを基本としている。
現在、沼津市中心部では南北道路が不備な状況にあるが、今後、鉄道高架事業に伴い、整備されていくこととなる。
高架橋の耐震設計に関しては、最新の耐震設計基準に沿って検討していく。

沼津軒・ダイエー・長崎屋などに見られるよう、沼津は年々疲弊してきている。現状に歯止めをかけ、沼津が今後も東部の中心都市としてあり続けるには、高架事業をぜひやるべきだ。いろいろ問題はあると思うが、問題解決に努力し、早期完成を目指して欲しい。

(要望であるため回答なし)

文化センターなどで市民全体での説明会を開いたらどうか。周辺市町村との合併も見込まれることから、債務を周知するためにも周辺市町村に対しても説明会を行うべきではないのか。

市民PRについては今後もいろいろな方法をとりながらやっていきたい。
周辺市町に対しては、今後、機会があれば説明会を行いたい。

区画整理区域内と区域外の用地買収方法の違いを教えてもらいたい。

土地区画整理事業の区域内は換地により高架用地を確保し、区域外は直接買収方式で確保する。
区域外の直接買収の場合、代替地については交渉での話しになる。

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2.高架計画

御殿場線の高さが最高15mになると、富士山が見えなくなる。高くしないでほしい。なぜ御殿場線を真中にするのか。高架橋が高くなり、耐震性や電車の走行安全性、風害等から疑問である。

駅部の高架計画案を検討した結果、御殿場線ホームを中央とした場合が、高架面積が少なく経済的である。必要となる用地面積も少なくて済み、土地区画整理事業で有効活用できる面積が大きくなる。
また、御殿場線を中央にすることで、東海道本線と御殿場線間の車両の相互乗り入れがスムーズになり、乗客も乗換えが楽になる。御殿場線ホームの空き時間を活用して東海道本線列車の運行本数の増発も可能となる。
御殿場線の勾配は、100mの間で2m上下する勾配(2%)であり、電車が飛び出すことはない。

住民の意見は取り入れられるのか。御殿場線等の計画変更の余地はあるのか。

基本的な計画については、都市計画の手続きを経て決定したものであり、変更はできない。
しかし、細部については住民の意向を伺い、詳細設計に生かせるよう検討していく。

高架化後の停電などの時、乗客が線路を歩く場合もある。救急用の側道などはあるのか。

高架上にJRの保守用通路があるのでそれを使用して避難できる。
また、高架側道等に保守用斜路を数箇所設ける予定であり、救急車両はそこまで来ることが可能である。

高架予定地の地盤は大丈夫なのか。調査はしているのか。

地質調査は、概ね200m間隔くらいで行っている。
支持層と考えられる地盤は、駅部では深さ10mより下にあり、東にいくと深くなり、西にいくと浅くなる。今後の詳細設計で再度検討していく。

工事中の(建造物の)地震対策について、どのように考えているのか。

今後詳細設計を行う際、検討していく。

耐震性というが、地震に耐えられる建物なんてない。被害が出た時に早く安く復旧できるものを作るべき。

(要望であるため回答なし)

御殿場線と東海道線が交差する所が高さ15mというが、保守点検が難しいのではないか。電車の転落など危険性が増すのではないか。日照などの環境に問題もあるのではないか。御殿場線を立体交差しないという計画に変更することはできないのか。

高架橋はコンクリート構造物であり、メンテナンスはほとんどいらないと考えている。
この区間は列車がスピードをだしていない区間なので、列車が飛び出してしまうことはないと考えている。
日照については高架構造物に沿った側道の幅は通常6mだが、交差部に関しては8~9mとることとしている。騒音については、防音壁等で軽減されるよう対策をとっていく。
計画については、都市計画審議会で決定されているので基本計画は変更できない。現計画が、高架面積が小さく事業費も少なくてすみ、列車運行上も一番優れている。

沼津の鉄道高架の場合、静岡・浜松と違い地質・地形に問題がある。沼津は線路が直線でなく曲線であり、列車運行時危険である。橋上駅の重さは1,000~1,200トン位。高架した場合の駅の重さは30,000~50,000トン位である。安定して支える柱をつくることができるのか。

御殿場線の曲線半径400mは現在の御殿場線と同じ曲線なので心配はない。静岡・浜松駅も曲線はある。心配されている部分については、今後、基準に従いながら設計していく。
地質は数年間にわたり調査している。10~15mの支持層まで杭を打つことにより橋梁を支えることができる。今後、詳細設計をしていくにあたり、指摘部分に十分配慮しながらやっていく。

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3.新車両基地

車両基地の工事の際に相当数の材料の搬入があると思う。線北地区は道路が狭いので、工事用線路をつくってもらいたい。

線路を使用するのは難しいと考えるが、今後、工事に際し、どこの道路を使うのかを検討し、皆さんに説明していく。

車両基地の西端の道路は、拡幅されるが歩道が付かないと聞いている。歩道を付けることを検討していただきたい。

車両基地ができることにより第三小諏訪踏切が通れなくなるので、線路の南側に沿って(都)片浜西沢田線から第四小諏訪踏切までを市道として整備する予定である。第四小諏訪踏切の道路は歩道の設置まではいかないが、6mの幅員の中で、区画線などで分離する予定である。

新車両基地の進捗と(都)片浜西沢田線の進捗は別と考えてよいのか。

同じ場所を使っての工事になるのでお互い関連がある。車両基地との交差部の道路工事をしてから、車両基地の工事となる。
(都)片浜西沢田線のうち、車両基地の横断部分を道路用地として買わせていただいた。順次、影響する部分の用地買収を進めていきたい。

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4.新貨物駅

貨物駅予定地の地盤はどうか。

表面は緩いところもあるがその下は悪くない。今後更に地質調査を行い詳細設計に生かしていく。

貨物駅の用地をあと2年で買いきれるのか。

現在の用地取得率は、新車両基地は約97%、新貨物駅は約50%である。
今後も地権者に誠心誠意お話をし、平成19年度末までには用地を取得したいと考えている。

地権者の中には気持ちよく売りたいと思っている人もいるが、フェンスの問題や町内の横のつながりもあると聞く。市はアンテナを高くして情報を把握し用地取得に努めてもらいたい。

現在、新貨物駅の用地確保は50%を超えている。8月1日には体制を強化して、誠心誠意交渉させてもらっている。
PRの件は、できる限りわかりやすく、「広報ぬまづ」、その他あらゆるメディアを使って説明していきたい。

貨物駅予定地の方は環境破壊の懸念を持っていると聞くが、貨物駅の環境調査は行っているのか。具体的なデータを示しているか。

騒音、振動、大気などについて、現況、将来の予測、類似施設の調査などを行っている。
環境目標を設定し、環境を保全できるような対策を講じることにより住環境を守っていくと、地元へ説明している。対策後の数値も示している。

環境アセスはやったのかどうか。どこの会社に調査をやらせたのか。貨物駅ができて、貨物列車のブレーキの騒音をどうするのか。植田の踏切の遮断時間はどうなるのか。

境調査については県・市で行い、市が新貨物駅の事業認可をとる際に地元に説明を行っている。
騒音、振動等についてはトーニチ、大気汚染については東邦化工が調査を行っている。
新貨物駅の前後6箇所の踏切で遮断時間の影響を受け、植田踏切では1回あたり10秒~29秒くらい延びると市では予測している。

貨物列車の本数はどれほど増えるか。

新貨物駅の運行本数は、開業前にならないと分からない。
平成18年3月の貨物時刻表によると、現沼津駅での貨物列車の運行本数は1日86本で、うち41本が停車している。平成14年の1日70本(停車)と比べ減少している。

コンテナを積み降ろしするためトラックが出入りすることになる。その騒音、排ガスのCO2はどのように調べたか。その影響はどうか。

新貨物駅に出入りするトラックは1日約150台と算出している。アクセス道路となる県道富士清水線(旧国道1号)の平成17年の交通量は1日約1万9千台であり、トラック往復分の300台は1.5%に相当し影響はそれほど大きくない。
フォークリフト、トラックの作業騒音、排ガスの予測値は、環境基準内に収まっている。
先進地に行ってフォークリフトなどの作業騒音を測り、沼津ではどのくらいになるか予測している。平成15年には一本松、桃里で現況の大気の状況について調べている。排気ガスについてもシミュレーションして数値を出した結果、ほぼ現在と変わらないという結果が出ている。

沿線の生活環境についてまったく言及がないのは不満である。貨物基地の周辺だけの問題ではない。原地区全体の住民の生活問題、環境問題という認識を持っていただきたい。

環境については、調査報告を桃里、一本松、原新田の方々には説明している。

新貨物駅西側のアンダー道路の詳細を説明してもらいたい。また、環境への影響は考慮しているか。今後、調査を行うのか。

この道路は、貨物駅の下を自動車が通れるように市が提案したものである。
県道富士清水線(旧国道1号)から下ってきて、新貨物駅の下をくぐり、県道東柏原線(旧東海道)と交差し、国道1号バイパスまで延びる予定である。
この道路の環境影響評価は行っていない。
今後も調査する予定はない。

踏切故障の際の対応はどうなるか。

踏切の管理はJR東海が行うが、踏切故障の際の対応についてはJR東海に確認していく。

現在の貨物駅ではディーゼル機関車で作業しているが、貨物の取り扱い量は現行のままか。

新貨物駅では、現沼津駅の貨車の入れ替えを行う形式から、コンテナ列車からコンテナを上げ下げする形式に変更になる。騒音、振動については、この方式による計画取り扱い量に基づいて予測している。

絶対に土地を売らないという人もいるが、土地収用法にかけることもできるのか。

最初から土地収用などということは考えていない。市は地権者にお願いをする立場である。
事業認可を受けているので、土地収用法が適用される事業であるが、現在は、任意契約でお願いしている。

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5.関連事業

(都)添地本田町線の拡幅計画について関係者に説明しているのか。

(都)添地本田町線の拡幅については、平成6年に高沢公園南側まで都市計画決定されている。
鉄道高架に合わせて整備する予定であり、関係者には再度説明を行っていく。

あまねガードは暫定整備と言われているが、高架化されるまであのままなのか。

南側の交差点を改良したが、最終的な形になるのは高架化後ということになる。

現在の鉄道敷地が80mからスリム化すると説明したが、駅の西側では、その跡地に何をつくるのか。

駅南第二地区土地区画整理事業の区域に該当するが、事業認可をとって計画をたてないと、個人の方がどこへ行くか、JR貨物が換地後にどのような開発をするか不明である。

あまねガードの南側の道路(添地西条線)は市道なのか。また、駅のほうから車が来れる計画はないのでは。

ご質問の道路は市道で、都市計画道路として新たに整備される。鉄道が高架化されたら歩行者が南口駅前広場から添地へ行ける道路になる。

(都)片浜西沢田線の進行状況は。

(都)片浜西沢田線のうち、第二横道から県道富士清水線の925mの間を平成17年度から事業着手している。事業期間は平成17年度から平成25年度までを予定している。
平成17年度に車両基地横断部分を買収し、現在は北側の取付け部(第一横道の北側)を買収している。

(都)大手町片浜線はいつごろできるのか。

(都)片浜西沢田線との交差点付近は、(都)片浜西沢田線と一緒に整備する予定である。
その他は、鉄道高架工事完了後、整備する予定である。

新中川沿いの道路(市道0120号線)はアンダー道路になるとのことだが、それによる弊害(浸水・交通量増加)についてよく考えて工事をやるようにしてもらいたい。

市道0120号線については、今後詳細な設計を行っていくので、決まり次第地元に説明していく。
また、片浜西沢田線・市道沢田線・大手町片浜線などの道路を新設・改良することにより交通を分散させたいと考えている。

のぼり道ガードは4車線になるとのことだが、その南側と北側はいつ頃4車線になるのか?

のぼり道ガード((都)市道沢田線)は、市街地環状線部分は4車線にしたいと考えているが、鉄道高架事業に合わせて整備していく区間から順次4車線化していきたい。

土地区画整理事業の手順について教えて欲しい。日吉踏切の道路は幅27mということだが、何でそんなに広い道路が必要なのか。説明会の議事録の公開は可能か。

土地区画整理事業については、今後事業計画を作成し、説明会を行う。その後、県へ事業認可申請し、認可後、換地計画を作成する。説明会後、事業を実施していく。
日吉踏切((都)平町岡一色線)については、沼津市だけではなく、沼津市・三島市・長泉町・清水町の2市2町で計画している。4車線道路に歩道4.5mが付いて27mになる。
市が今まで行った説明会の議事録はある。情報公開の手続きに基づき公開することができる。

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6.その他

鉄道高架化により13の踏切を撤去するというが、他の地区の踏切を広げられないか。前後の道路幅より狭い踏切があり、困っている。広げてもらいたい。

本事業での踏切除去に伴い、他の地区の踏切幅を広げる予定はない。お困りの踏切については、沼津市に相談してもらいたい。

三園橋は現在2車線だが、この4車線化の計画はあるのか。

三園橋を含め、国道414号は4車線とする計画である。現在、大平地区等で国道414号バイパスの整備を進めている。鉄道交差部の整備が完了後、順次整備していく考えである。

高架の完成までには時間がかかる。その間、南北自由通路の具体的な計画はないのか。

南北自由通路は検討しているが、事業費も関係機関との調整を含めた事業期間も相当かかる。
今できる方策として、あまねガード南側に駅前広場と直結できるような通路を作っている。
鉄道高架が抜本的な対策と考えており、ぜひとも早く鉄道高架を完成させていきたい。

あまねガードなど、既に立体交差方式により通路は確保されている。不便はあるかもしれないが、ガードが3つあるのだから、15年我慢すればよいではないか。

(同意意見であるため回答なし)

七夕豪雨であまねガードが水没した。2年前には三つ目ガードが冠水した。高架化には、防災面の効果もあることをPRするべきであると思う。

三つ目ガードは、平成17年度に横断側溝の改修と常設ポンプの設置などを行い、当面の冠水対策を行った。
ご指摘の通り、都市の安全性についても、高架化は非常に有効であるので、PRが必要と考えている。

市が鉄道高架事業を行うための借金計画については説明があるが、収入計画については説明がされなかったと思う。その点の説明は必要である。

市では10年ごとの財政計画を作っている。財政計画については公表している。周知されていない面があるのでこれからもきめ細かく説明していきたい。

大諏訪線北地区の第二横道を広げる話が昔からあるが、進んでいない。

第二横道は沼津市が片浜基盤整備の中で整備しているが、範囲が広いため充分ではないのだと思う。
迂回路・生活用道路として使う道路であるので検討するように担当課に話をする。

東間門・西間門地内で旧国1や県道に繋がる道路を増やすとか迂回路を作るとかの計画はあるのか。

西間門交差点の改良計画については、県で昨年あたりから検討していると聞いている。
東間門地内で新たな県道や市道の予定はない。

沼津市は耐震化が遅れている。原小学校は避難地になっているが耐震化がされていない。子供たちを守れない状態である。学校の耐震化を先にやってほしい。

沼津市では昨年度、学校耐震化の調査をし、今年から5年間で小中学校の耐震化をやることになっている。
沼津市の活性化のためには鉄道高架事業も絶対に必要な事業である。高架をやるから耐震化をやらないのではない。高架も耐震化もやっていく。

3市3町の合併話がでている昨今、東部地域全体を見据えた交通体系の構築が必要なのではないか。そのことを踏まえ、御殿場線はむしろ沼津駅よりも新幹線駅のある三島駅に接続させた方がいいと思う。三島駅と沼津駅の乗降客数の推移のデータがあれば教えて欲しい。

通勤や通学など御殿場線を利用して沼津にやってくる人は多くいる。あさぎりも東京・沼津間を運行している。
三島駅に御殿場線をもっていくというのはもったいないのではないか。
沼津駅の乗降客数は、平成14年度は1日あたり約4万6千人、平成16年度は約4万6千人弱である。三島駅のデータは本日持合わせていない。
(参考:三島駅の乗降客数(JR分)は、平成14年度、平成16年度とも約5万9千人である。)

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