静岡モデルの推進
静岡モデルとは
震源域に近く津波の到達が早い沿岸部に人口・資産が集中する本県の特性を踏まえ、レベル1を超える津波に対しても、施設による被害の最小化を図るため、地域住民の合意など条件が整った地域では、既存の防災林等の嵩上げ・補強等による「静岡モデル」の整備を推進し、安全度の向上を図ります。
検討及び実施状況
静岡モデルについては、地域の実情にあった整備手法の検討が必要であることから、津波被害が想定される沿岸21市町において検討会を設置し、津波防災に対する考え方や施設整備を行うための手法(事業主体、財源)などについて検討を行っており、条件が整ったところから整備に着手しています。
現在、沿岸21市町の内7市町(湖西市、磐田市、袋井市、掛川市、牧之原市、吉田町、焼津市)において整備を実施しています。
沿岸名 |
市町名 |
調整状況 |
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遠州灘 | 湖西市 |
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遠州灘 | 浜松市 |
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遠州灘 | 磐田市 | 市が、令和8年度までにL2に対応した防潮堤10.3kmを整備する計画に基づき、海岸防災林等の嵩上げを実施中。(県の森林整備と連携) |
遠州灘 | 袋井市 | 市が、令和5年度までにL2に対応した防潮堤5.35kmを整備する「袋井幸浦の丘プロジェクト」として、海岸防災林の嵩上げを実施中。(県の森林整備と連携) |
遠州灘 | 掛川市 | 市が、令和8年度までにL2に対応した防潮堤9.0kmを整備する防災林強化事業「掛川潮騒の杜」として、海岸防災林の嵩上げを実施中。(県の森林整備と連携) |
遠州灘 駿河湾 |
御前崎市 |
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駿河湾 | 牧之原市 |
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駿河湾 | 吉田町 |
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駿河湾 | 焼津市 | 市が、「潮風グリーンウォーク」として、駿河海岸の栃山川から大井川港の間(延長5.1km)を対象に、L1を上回る高さ(T.P.+8.2m)で「防潮堤と一体となった盛土」等の整備を進めている。 |
関連リンク
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静岡モデルの推進について(外部リンク)
(湖西市) -
浜松市沿岸域 津波対策事業
(浜松市) -
海岸堤防(防潮堤)整備事業(外部リンク)
(磐田市) -
袋井幸浦の丘プロジェクト【防潮堤整備事業】を進めています(外部リンク)
(袋井市) -
海岸防災林強化事業「掛川モデル」(外部リンク)
(掛川市) -
牧之原減災計画を策定しました(外部リンク)
(牧之原市) -
シーガーデンシティ構想(外部リンク)
(吉田町) -
潮風グリーンウォーク整備事業(外部リンク)
(焼津市)
事例紹介
浜松市沿岸域の「静岡モデル防潮堤」
2020年3月に防潮堤本体工事が竣工しました。
中東遠地域等の「静岡モデル防潮堤」
他工事で発生した土砂を盛土材に活用し、さらに県の「ふじのくに森の防潮堤づくり」と連携して整備を進めています。
防潮堤には、地域のみなさんと力を合わせて植樹をしています。
このページに関するお問い合わせ
交通基盤部河川砂防局河川企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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