「自画撮りトラブル」を防ぐための教材
スマートフォンやSNSをはじめとするサービスの普及により、インターネット上で知り合った者に自身の裸の画像を送信させられる自画撮り被害や少年自らが裸の画像をネット上に公開するなどの非行が増えてきています。
そうした現状を踏まえ、静岡大学と協働して「自画撮り被害防止」に重点を置いた教材を制作し、従来の非行・被害防止教室において活用しています。
児童・生徒に自覚を促し断るスキルを身に付けさせる
教材のねらいは、児童・生徒自身に画像を送ってしまう場面を想像させて、「自分もSNS上で知り合った者に画像を送ってしまうかもしれない」という自覚を促すとともに、そうした場面において適切な対応を考えさせ、児童・生徒自身が相手の求めに対して「断るスキル」を身に付けさせることです。
導入 | 自画撮りトラブルを学ぼう | 約10分 |
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展開1 | 「自分も下着姿の写真を送ってしまうかもしれない」というシチュエーションを考えよう | 約20分 |
展開2 | 「断るスキル」を身に付けよう | 約15分 |
まとめ | まとめ | 約5分 |
学校の先生方へ 授業でご活用ください
本教材は、パワーポイント資料のほか、ワークシートを使って、具体的に自画撮り写真を送ってしまいそうな場面を個人やグループワークで考え、場面毎の断り方を、児童・生徒自身が身に付けることが特徴です。
また、授業を行う上でのポイントや指導案(シナリオ)を記した「授業者用ガイドブック(指導マニュアル)」も作成しました。道徳や学級活動等で積極的にご活用ください。
なお、最寄りの警察署にご連絡いただければ、警察職員が学校に訪問し授業をサポートいたします。
教材を利用しての感想(児童・生徒の一部抜粋)
- 自分は絶対に写真を送らないと思っていたけれど、シチュエーションを考えると送ってしまうのではないかと不安になりました。絶対に送らないようにしたいと思います。
- 自分事として考えてみたらとても怖かったです。自分も自画撮りをしないように気を付けたいと思いました。
- どんなシチュエーションになっても対応できるように考えておきたいと思います。ネットの怖さを改めて知りました。
- 「自画撮りトラブル」という言葉をはじめて聞きました。このようなトラブルは、よくテレビでも見ることがあり、親とも話し合います。これからもトラブルがないように気を付けたいです。
このページに関するお問い合わせ
警察本部生活安全部人身安全少年課
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