中遠地域有機茶研究会

中遠地域有機茶研究会

　中遠農林事務所では、有機栽培への転換や有機栽培の規模拡大に取り組む茶生産者と県、市町、JA等で構成する「中遠地域有機茶研究会」を新たに設置し、中遠農林事務所管内における有機茶栽培の取組の拡大を図っています。

1　研究会の設置について

　昨今、国内のリーフ茶需要が低迷している一方で、海外での健康志向の高まりを背景に世界の緑茶需要は増加し、輸出向けの有機茶の需要も拡大しています。

　また、本県では、有機栽培面積を令和2年度の198haから令和7年度までに400haへ拡大することを目標としていますが、茶の有機栽培の拡大には、病害虫対策や雑草対策等の栽培技術の課題に加えて、流通現場で求められる有機茶製造への対応が求められます。

　このため、関係機関と連携して有機茶の栽培・販売を促進させることにより、中遠管内における有機茶栽培の取組の拡大を図るため、有機栽培への転換や有機栽培の規模拡大に取り組む生産者、県、市町、JA等で構成する「中遠地域有機茶研究会」を令和6年9月5日に立ち上げました。

＜構成員＞令和6年9月5日現在

区分	構成員
茶生産者	23経営体
関係機関	磐田市、掛川市、袋井市、御前崎市、菊川市、森町 JA遠州中央、JA掛川市、JA遠州夢咲
機械メーカー	株式会社寺田製作所、カワサキ機工株式会社、落合刃物工業株式会社
アドバイザー	有機栽培推進コーディネーター ChaOIフォーラム事務局コーディネーター
県	【アドバイザー】農林技術研究所茶業研究センター 【事務局】中遠農林事務所

 

2 開催状況

• 令和6年度 第1回（令和6年9月5日）