織物ができるまで

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ページID1041965  更新日 2023年1月13日

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未来と伝統を紡ぐ遠州織物

製造工程を知ろう

遠州地域の織物の製造工程は、整経、糊付、織布、染色などの作業を様々な会社の分業体制で行っており、織物によって様々な工程があります。ここでは、洋服地となる広幅織物をつくる1つの工程を紹介します。

整経

織物の規格に従い、たて糸を整える作業。

糊付

写真:機械作業の様子

たて糸に糊の膜を付ける糊付作業。
毛羽立ちを防ぎ織りやすくします。

織布

写真:機械に糸がセットされている様子

何千本ものたて糸を長い時間かけて手作業で準備します。


写真:木製の舟型(シャトル)

よこ糸を巻いた木管が入る舟型(シャトル)


写真:数個のシャトルが織機にセットされている様子

織機にたて糸がセットされ、よこ糸の入ったシャトルが往復することで、布が織り込まれます。


写真:布が巻きつけられている製造工程の様子

織りあがった布が下方の巻き棒に巻き取られていきます。

染色

写真:染色工場での機械作業の様子

糊を取り除いたり、布の表面を焼いて長さなどをそろえて、無地染め(1色)や柄染めの染色を行います。

完成

写真:完成した織物が幾重にも折り重なっている様子

このようにいくつかの工場と工程を経て、織物が完成します。

このページに関するお問い合わせ

経済産業部商工業局地域産業課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2520
ファクス番号:054-221-5002
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