政策推進担当部長室

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1002220 

印刷大きな文字で印刷

政策推進担当部長

石川 英寛

写真:石川英寛氏

政策推進担当部長の石川英寛(いしかわ ひでのり)です。
本ページにアクセスいただきありがとうございます。

私は、政策推進と予算編成を一体化し、本県の総合計画「静岡県の新ビジョン 富国有徳の美しい“ふじのくに”の人づくり・富づくり」の推進を担当しています。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進展し、生活様式や産業構造に大きな変化が現れました。また、地球規模の気候変動危機により、脱炭素・循環型社会への構造転換が迫られている中、SDGsの理念の柱である「誰一人取り残さない社会」の実現が求められています。

 このような中、県では、2022年3月に、2022年度から2025年度までの4年間を計画期間とする、新しい総合計画「静岡県の新ビジョン 後期アクションプラン」を策定しました。

 本プランは、2018年度から概ね10年後の目指す姿を描く「基本構想」をもとに、前計画の基本政策を着実に推進しながら、新型コロナウイルス感染症や激甚化する災害などへの対応、DXの推進、脱炭素社会の実現といった、直面する危機や課題への対応を新たに盛り込み、今後、県が重点的に取り組むべき政策の方向性を示しています。

 令和5年度当初予算は、本プランの方向性に沿って編成し、一般会計の当初予算額は1兆3,703億円で、前年度より59億円、0.4%増で過去最大規模となりました。

 予算編成に当たり、『富国有徳の「美しい”ふじのくに”」づくり ~日本の「文化首都」の開幕 ~』を理念に掲げ、「人づくり・富づくりを着実に推進する取組」、「生産性の高い持続可能な行財政運営」の2つを方針にしました。

 方針の1つ目、「人づくり・富づくりを着実に推進する取組」では、防災・減災対策の強化、県土強靱化対策の推進、DXの推進や脱炭素社会の形成の他、安心して出産や子育てができる環境の整備、子どもの安全確保に向けた体制強化や、中小企業の経営革新等の支援や移住・定住の促進など、様々な施策に取り組んでまいります。加えて、「東アジア文化都市2023」開催による国内外への魅力の発信と交流の拡大にも取り組んでまいります。

 方針の2つ目、「生産性の高い持続可能な行財政運営」は、徹底的な歳出の見直しと歳入の確保により、73億円の財源を確保するなど、抑えるべき経費は抑え、必要な政策には思い切って財源を集中し、将来にわたって安心な財政運営を堅持してまいります。

 社会経済の大きな転換期を迎える中で、本県が持つポテンシャルを最大限に活かし、世界共通の目標であるSDGsのフロントランナーとして、「富国有徳の美しい“ふじのくに”」の実現を目指し、引き続き政策の推進に全力で取り組んでまいります。

 ホームページを御覧いただき、お気づきの点などありましたら、お気軽に御意見、御感想をお寄せください。

 

政策推進担当部長【トーク一覧】