(4)東アジア文化都市

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ページID1058058  更新日 2023年12月1日

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令和5年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.県政の概要】(4)東アジア文化都市

次に、東アジア文化都市についてであります。

本年1月に開幕した「東アジア文化都市2023(ニセンニジュウサン)静岡県」も、9月から11月までのコア期間を終え、今月31日に閉幕を迎えます。中国からはサッカーで、韓国からは食文化で交流したいとの御意向があったことも踏まえ、これまで、中国の成都(せいと)市、梅州(ばいしゅう)市、韓国の全州(ちょんじゅ)市の3都市とともに、「日本の文化首都」として、スポーツや食、温泉、地域産業など文化を幅広く捉え、多彩な文化の魅力を、1年を通して国内外に発信してまいりました。その結果、先月16日時点での認証事業数は目標500件に対して947件、来場者数は目標360万人に対して870万人と、ともに過去の開催都市の最高実績を大きく上回っております。先月13日、政府主催の全国都道府県知事会議で、盛山(もりやま)文部科学大臣からも、本県の多彩な文化芸術イベントや、中国、韓国との交流、幅広い分野の事業等に対して、高い評価をいただきました。私からは、国においても文化を幅広く捉え、省庁横断の推進体制を構築するようお願いしたところ、大臣からは、「国としてレガシー創出も含めた本事業の更なる充実や関係省庁等の連携・協力に一層努める」との御発言がありました。

先月8日には、世界的に高く評価されている中国・清華大学と連携したフォーラム「富士山コンファレンス」をグランシップで開催いたしました。日中の交流促進や人材育成に向けて、山室信一(やまむろしんいち)京都大学名誉教授や劉暁峰(りゅうぎょうほう)清華大学教授などに御講演いただくなど、日中両国の有識者による文化・学術交流を行いました。私からも、東アジア共通の学問である朱子学に着目し、近代西洋文明の功罪を踏まえつつ、東アジアの伝統文化の現代化を図る重要性について、講演したところであります。

いよいよ明後日の3日には、中国や韓国の関係者をお招きするほか、都倉俊一(とくらしゅんいち)文化庁長官にも御出席いただき、閉幕に向けて「ふじの式典」を浜松市で開催いたします。式典では、本県の活動実績の報告や次期開催県である石川県への引継のほか、クライマックス公演として、SPACの宮城聰(みやぎさとし)芸術総監督が演出した「歓喜に至れ!」を披露いたします。また、今月23日には、近藤誠一(こんどうせいいち)元文化庁長官などをお迎えし、本県の取組について、有識者によるパネルディスカッションなどを行うシンポジウムを静岡市で開催いたします。

今月末の閉幕まで、事業を切れ目なく展開し、多くの人々の感動を呼ぶフィナーレに向けて、全庁一丸となって最後まで全力で取り組んでまいります。