伊豆半島景観形成行動計画を策定しました（平成29年3月）

策定の目的

伊豆半島は、富士箱根伊豆国立公園に指定され、また近年は日本ジオパークに認定されるなど、静岡県の中でも特に変化に富んだ美しい自然景観を有する地域です。また、2020年東京五輪の自転車競技開催地に決定し、今後は、今まで以上に多くの観光客などの来訪が予想されます。

しかし、現地の景観に目を向けると、周囲の景観に不調和な屋外広告物や建築物の立地など、景観上の課題が多数見られ、国際的観光地を目指す伊豆半島においてふさわしい景観とは言い難い状況です。

多くの人々に愛されてきた伊豆半島固有の美しい景観を守り、より良いものにしていくことは、増加する観光客などをもてなしていくためにも重要なことであり、そこに住む人々の愛着にもつながります。

景観上の様々な課題には、政策的に直ちに取り組むものと、景観づくりの様々な主体の意識を醸成しながら長期的な視野を持って多角的に取り組んでいくものの両面の視点があります。伊豆半島や静岡県の景観形成の方向性などを網羅的に示した計画が既に幾つかある中で、「伊豆半島景観形成行動計画」は、確実に実施していく具体の施策を示して、行動を起こしていくことを目的に策定しました。

計画の内容

はじめに

1. 行動計画策定の目的
2. 行動計画の位置付け
3. 行動計画の対象地域

伊豆半島における景観形成の基本方針

1. 伊豆半島における景観形成の基本的な考え方
2. 基本理念
3. 伊豆半島の景観形成の基本方針

行動計画

1. 行動計画の体系
2. 広域景観形成の行動計画
3. 地域景観形成の行動計画
4. 推進体制

参考

詳しくはこちらをご覧ください。

• 伊豆半島景観形成行動計画（概要版） （PDF 2.9MB）
• 伊豆半島景観形成行動計画（本編） （PDF 4.6MB）
• 観光地エリア景観計画