東部地域施設概要：池の排水隧道

施設の概要

池の排水隧道は、伊東市の矢筈山と大室山に挟まれた盆地に位置し、池地区集落の背後に広がる農用地の排水路流末部に造成されています。
この隧道のある排水路は、湛水被害解消、乾田化及び汎用耕地化のために造成され、その受益地の大半は、この地域に昔から存在していた火口湖を干拓して造られたものだといわれています。現地には隧道工事の完成を祝う記念碑が建立されています。この地域の池は、大雨の度に水位が上昇し氾濫を起こすことで、付近の耕地はたびたび被害を受けていました。
このため、集落約80戸の共同事業として、1つは池の干拓による水田の造成、もう1つは既存田畑の水害防除という2つの目的をもって、池尻から八幡野の約1,000mの排水隧道の掘削工事が、明治2年4月から明治3年4月にかけて行われました。
排水隧道の掘削工事以降、現在まで、何回かの災害復旧・改修等の工事が行われています。この周辺は「池のさと」と呼ばれ、四季を通じて里山風景が楽しめることから、伊東市のハイキングコースにも選定されています。

施設の写真

施設までの交通アクセス

• 車をご利用の場合
  東京方面から：東名厚木インターから小田原厚木道路を利用、国道135号線で熱海経由で伊東市内。「中大見口」交差点を右折。約120分
  名古屋方面から：東名沼津インターから国道1号線で三島、三島からは国道136号線で大仁。大仁から宇佐美大仁道路を利用し、亀石峠を経由し宇佐美。宇佐美からは国道135号線で伊東市内。「中大見口」交差点を右折。約90分
• 公共交通機関をご利用の場合
  伊豆高原駅（伊豆急行線）：東海バス「伊豆高原駅」（シャボテン公園行）より「池」（約15分）徒歩約5分

• 伊豆急行線（外部リンク）
• 東海バス（外部リンク）

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