東部地域施設概要:二本樋

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ページID1009232  更新日 2023年1月13日

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写真:二本樋(にほんどい〔にほんどよ〕)所在地:富士市久沢・厚原 施設分類:掛樋

施設の概要

二本樋は、にほんどい又は、にほんどよと読み、鷹岡・伝法用水路にある凡夫川を横断する掛樋です。この施設は、JR身延線入山瀬駅の北東方向約500mに位置します。この樋は、凡夫川を横断する手前で2方向に分水されて、掛樋が2本並んで掛けられていることから二本樋と呼ばれています。南に位置する樋は下樋と呼ばれ、下樋は厚原方面へ送水しています。北に位置する樋は上樋と呼ばれ、上樋は伝法方面へ送水しています。規模は、下樋は延長46.8m、幅2.1m、上樋は延長50.4m、幅1.8mです。
富士山の裾野にある厚原や伝法地区では昔から水が不足して、干ばつ被害が多く発生していました。
平安時代に山梨県から移り住んできた植松兵庫之助信継は、農業に専念するかたわら用水路を開削したといわれています。
用水路や樋は、樋代官として植松家が、代々管理しましたが、明治中期以降は鷹岡村、伝法村(両村とも現富士市)の用水組合が管理し、現在は、富士市が管理しています。富士地域は、富士山の伏流水が多くの川や沢となって流れているため、用水路を造成する場合は、これらを渡る必要があり、昔から、掛樋が数多く設置されています。
現地には二本樋に関する説明板が建てられています。

施設の写真

写真:二本樋の案内板
二本樋の案内板
写真:水路斜め上流より望む1
水路斜め上流より望む
写真:水路斜め上流より望む2
水路斜め上流より望む
写真:水路下流より望む
水路下流より望む
写真:掛樋の下を川が通る様子1
掛樋の下を川が通る様子
写真:掛樋の下を川が通る様子2
掛樋の下を川が通る様子

施設までの交通アクセス

  • 車をご利用の場合
    東名高速道路:富士ICより約7分
  • 公共交通機関をご利用の場合
    JR富士駅:富士急静岡バス「富士駅前」(曽比奈方面行き)より「一乗寺」(約18分)徒歩約3分、またはJR入山瀬駅(身延線)より徒歩約8分

地図

このページに関するお問い合わせ

経済産業部農地局農地整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2641
ファクス番号:054-221-2809
nouchiseibi@pref.shizuoka.lg.jp