室根小富士[室根山]
- エリア
- 東北エリア
- 名称
-
室根小富士[室根山]
- 読み
- むろねこふじ[むろねさん]
- 標高
-
895m
- 地域
- 岩手県一関市千厩町・室根町・大東町
初夏にはつつじが赤く燃え、数年に一度、古式にのっとった勇壮な荒祭りが行われる山。
国民休養地と県立自然公園に指定されている室根山は、山頂から見える広い眺望が最大の魅力。眼下には太平洋気仙沼湾、西に栗駒山、北に岩手山、早池峰山を望む。また山頂一帯には約20万本のヤマツツジやレンゲツツジが群生しており、初夏にはつつじにより一帯が赤く染め上がった美しい姿が見られる。北上山系では数少ない独立峰。八合目辺りに位置する室根神社は本宮と新宮がある。本宮には「金の鈴」、新宮には「銀の鈴」があり、それを順番に鳴らして参詣すると願いがかなうという言い伝えがある。特別大祭「室根祭り」は、奥州三大荒祭りのひとつとされ、うるう年の翌年の9月に行われる。現在でも奈良時代からの古式を守っているので、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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