児島富士/備前富士[常山]

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ページID1020029  更新日 2023年1月11日

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エリア
中国・四国エリア
名称

児島富士/備前富士[常山]

読み
こじまふじびぜんふじ[つねやま]
標高

307m

地域
岡山県岡山市・玉野市

戦国期の城跡が残る山頂、かつては険しかった山道も今は車でらくらく。

写真:児島富士/備前富士[常山]

古くから児島富士として親しまれている常山は、傾斜が急で険しい山であったが、現在は山頂まで自動車で登れ、四季を通じて様々な色に染まる田園風景が一望できる。春には桜やつつじが満開となり、訪れる人たちの目を潤わせてくれる。また山頂に常山城跡があり、戦国期の毛利氏、宇喜多氏の2大勢力に翻弄された悲話「常山合戦」として知られ、女軍の奮戦が今に語り継がれている。天正3年(1575年)6月7日、常山城は、毛利・小早川の大軍に包囲され落城の時を迎えていた。城主・上野肥前守隆徳の妻・義姫以下34人の待女達は、最期の戦いを挑んでいたが討ち取られ、義姫は自刃したと伝えられている。昭和12年(1937年)、城主一族と女軍の冥福を祈って40基の墓石と墓碑が建立された。石畳の旧路や石垣、見張台などの遺構もたくさん残っていて見所も多い。

地図:児島富士アクセス

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