災害時の健康管理

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ページID1033783  更新日 2023年1月13日

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大災害が起きると、災害直後のストレス、不規則な生活、過労、必要な栄養素の不足等により、様々な健康への影響が懸念されます。万が一、避難生活が必要になった際、健康で過ごせるように以下の点に注意しましょう。

イラスト:ちゃっぴー(県民健康の日)

「手洗いとうがい」は健康の基本

避難所では、同じ空間に多くの人が集まって生活しているため、かぜやインフルエンザ等の感染、食中毒等への注意が必要です。また、建物等の倒壊により、長期間、ほこりや粉じんが舞い上がる等、清潔を保持するため「手洗いとうがい」は欠かせません。

手洗いが必要なタイミング:食事の前、食事を作る前(とくに肉や魚を触った後)、トイレ・オムツ替えの後、ペットに触った後水がなければ、ウェットティッシュで手を拭いた後、速乾性アルコール消毒製剤を使ったり、食事を作る時は使い捨て手袋やラップ等を利用するようにしましょう。

うがいは、のどをゆすぐ「ガラガラうがい」、口をゆすぐ「ぶくぶくうがい」を繰り返します。食事の前後にはうがいをしましょう。

イラスト:手の消毒

イラスト:うがい・手洗い

熱中症の予防法

熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!

  • こまめな水分補給
  • 熱中症になりにくい室内環境

すだれやカーテンで直射日光を遮る、換気をして屋外の涼しい空気を入れる

復旧作業等は、無理をしないでこまめに休憩しながら行いましょう。

エコノミークラス症候群(急性肺血栓塞栓症)の予防

車等の狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。

その結果、血のかたまり(血栓)が肺や脳、心臓にとび、血管を詰まらせ肺塞栓、脳卒中や心臓発作などを誘発する恐れがあります。

可能であれば、避難所に移り、車中泊される場合は、水分を十分にとり、脱水しないように気をつけることが大事です。また、足のふくらはぎをマッサージしたり、足先を揉むことにより、血液の循環をよくすることが出来ます。

栄養をしっかりとるには

【備蓄食品】

水(1人1日3L程度)と、食料は最低で3日分、できれば1週間分は用意しましょう。また、アレルギーがある方、食事制限のある持病をお持ちの方、離乳食や嚥下に配慮した食事をされている方等は多めに用意しておきましょう。

避難所で、お弁当等の支給や炊き出しの提供がある際、食物アレルギーがある方、妊婦さん、食事制限のある持病をお持ちの方等は、避難所スタッフや医療・食事担当スタッフに相談しましょう。

イラスト:備蓄食品

このページに関するお問い合わせ

西部健康福祉センター健康増進課
〒438-8622 磐田市見付3599-4
電話番号:0538-37-2583
ファクス番号:0538-37-2224
kfseibu-kenzou@pref.shizuoka.lg.jp