平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨2-4-1

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ページID1010847  更新日 2023年1月13日

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平成31年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.平成31年度当初予算案と組織定数の改編の基本方針の1つ目「人づくり・富づくりのための重点的な取組」】

(4)誰もが活躍できる社会の実現

1.外国人県民が活躍できる社会の実現

政策の第4の柱は、「誰もが活躍できる社会の実現」であります。

グローバル化が進展し、社会構造が変化する中で、社会の様々な場面で多様化が進んでおります。女性や高齢者、障害のある方、外国人県民など、誰もが尊重され、努力をすれば、活躍できる社会を実現してまいります。

はじめに、外国人県民が活躍できる社会の実現についてであります。

国は、向こう5年間で、最大35万人の外国人労働者の受け入れを目指しており、今後、外国人県民の更なる増加が見込まれます。

外国人県民が、安心して暮らし、活躍できる社会の実現に向けて、全庁を挙げて取り組むため、吉林副知事を本部長とする多文化共生推進本部会議を中心に、外国人県民の急増に伴う新たな課題に迅速に対応し、スピード感を持って施策を展開してまいります。

来年度は、外国人県民に対するきめ細かな支援を強化するため、情報提供や相談を一元的に行う「多文化共生総合相談ワンストップセンター」を新たに設置するほか、日常生活に必要な地域日本語教育の支援に取り組んでまいります。

さらに、モンゴルやインドネシアなど、日本語が堪能な海外高度人材の受入促進や、外国人技能実習生の日本語研修、受入企業に対する支援の拡充など、様々な分野で、外国人県民の誰もが、安心して学び、働き、暮らしていくための環境づくりを進めてまいります。

外国人留学生の受入れにつきましては、ふじのくに地域・大学コンソーシアムに留学コーディネーターを配置し、海外の大学等に対する直接的な留学の働きかけや、留学生の滞在支援を強化してまいります。

また、外国人留学生の受入体制を充実し、グローバルな人材育成の環境を整備するため、外国人留学生と日本人学生の相互交流を促進する混住型の国際学生寮のあり方を検討してまいります。