平成29年9月県議会定例会知事提案説明要旨1-14

平成29年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.県政の概要】（14）障害者スポーツの振興

次に、障害者スポーツの振興についてであります。

7月にロンドンで開催された世界パラ陸上競技選手権大会では、本県の佐藤友祈（さとうともき）選手が車椅子の1,500メートルと400メートルで金メダル、山本篤（やまもとあつし）選手が走り幅跳びで銀メダル、佐藤圭太（さとうけいた）選手が400メートルリレーで銅メダルを獲得されました。また、トルコで開催された夏季デフリンピックでは、御殿場市の高校生津田悠太（つだゆうた）選手が、水泳で銀2個、銅1個のメダルを獲得するなど、本県の選手が、持てる力を存分に発揮し、世界の檜舞台で、めざましい御活躍をされました。

現在開催中の本県の障害者スポーツの祭典「わかふじスポーツ大会」には、今年も多くの方々が出場し、県内各地で熱戦が繰り広げられております。さらに、明日からは「第51回全国ろうあ者体育大会」が本県で開催されるなど、障害のある方々がスポーツに取り組み、社会に参加する機会が広がっております。

今後とも、共生社会の実現を目指し、障害者スポーツ応援隊の皆様の協力もいただきながら、東京2020（ニーゼロニーゼロ）オリンピック・パラリンピックに向けた障害者アスリートの支援や障害者スポーツの魅力発信による裾野の拡大に積極的に取り組み、障害者スポーツの振興を図ってまいります。