平成23年2月県議会定例会知事提案説明要旨1

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ページID1009108  更新日 2023年1月13日

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平成23年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【1.前文】

平成23年度の当初予算案、並びにその他の議案を提出するに当たり、その概要を御説明申し上げ、併せて、当面する県政の課題について所信の一端を申し述べます。

知事に就任して以来1年7か月が経ちました。この間、現場主義を貫き、これまで県内各地に約500回ばかり、公式に訪れています。そして、県民の皆様と直接対話を重ねてまいりました。本県は、日本のほぼ真ん中に位置し、東の文化と西の文化が交流し東西文明が調和する地であり、自然、文明、産業など様々な点において、日本の縮図であります。県内には多様な自然が広がり、各地で環境に応じた生活や様々な経済活動が営まれております。本県の持つヒト・モノ・大地の潜在力である「場の力」を最大限に活用し、“豊かさ”と“自立”を実現すれば、日本における地域づくりのモデルとなり、国の繁栄をも牽引する可能性があります。

これまで、富士山を仰ぐこの地に、「住んでよし 訪れてよし」「生んでよし 育ててよし」「学んでよし 働いてよし」の日本の理想郷を築くことに、思いを馳せてまいりました。この強い思いの結晶が、このたび策定した静岡県総合計画であります。県民の皆様の御意見や、先の定例会におきまして県議会からいただきました御提言を踏まえ、“ふじのくに”のグランドデザインとして決定いたしました。来週2月23日の「富士山の日」には、“ふじのくに”づくりに向けた決意を宣言するとともに、県民の皆様に計画を公表し、気持ちを新たにして「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」に、全身全霊をささげ邁進してまいります。