平成23年2月県議会定例会知事提案説明要旨4-(2)-2-4

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1009126  更新日 2023年1月13日

印刷大きな文字で印刷

平成23年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【4.新しい総合計画の着実な推進】

(2)“ふじのくに”の徳のある人材の育成

2.4「『憧れ』を呼ぶ“ふじのくに”づくり」

次に、富士山静岡空港についてであります。

平成22年4月から23年1月までの富士山静岡空港の利用者数は、約47万人、搭乗率は62パーセントとなっております。また、去る2月2日には、開港後の累計で、利用者100万人を達成いたしました。

新しい総合計画において、25年度の目標として掲げた10地域への定期便就航と70万人の空港利用を実現するため、様々な地域とのチャーター便の誘致をはじめ、利用促進キャンペーンや就航先との交流促進により定期便の利用拡大を図ってまいります。また、着陸料等の運航コストの軽減などにより、航空会社に対して、路線の維持、増便、新規就航等を働き掛けてまいります。

さらに、4月から運用時間を13時間に延長するほか、新たな旅客搭乗橋の設置や、23年度中の供用開始を目指してターミナル地区西側への駐機場の拡張を進めるなど、空港利用者、航空会社双方に利用しやすくなるよう機能向上に取り組んでまいります。

昨年11月、有識者会議から御提言をいただきました空港ティーガーデンシティ構想につきましては、飛行機の離着陸を間近に見ることができる石雲院展望デッキの整備を進め、空港の賑わいを創出してまいります。

なお、空港が開港したことによる県内経済への波及効果は、1年間で約245億円であるとの調査結果がまとまりました。今後、県民だよりをはじめ、市町の広報誌や民間団体機関誌への掲載協力を得ながら、県民の皆様に分かりやすくお知らせし、空港に対する理解がより一層深まるよう努めてまいります。