第17回リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議が開催されました。 (第4回 環境保全有識者会議)

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ページID1043879  更新日 2023年1月26日

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令和4年10月7日に第17回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第4回環境保全有識者会議)が開催されました。
環境保全有識者会議における論点については、関係者へのヒアリングや現地視察を踏まえたうえで、整理をするとしており、これまでに静岡県、静岡市からヒアリングが行われました。
今回の会議では、9月に実施された現地視察の報告と大井川流域市町から、川根本町、島田市の関係者ヒアリングが行われました。
川根本町からは、2024年度のユネスコエコパークの認定更新への影響の懸念や場合によっては工事を中止することなど、住民が安心できる施工計画の作成などを求める意見書が提出されました。
島田市からは、水が減ることによる生態系への影響や発生土置き場の安全に対する懸念が示されました。また、地域の声は、長期的な変化への適切な評価、対応ができるようなモニタリングの実施、リスク回避の精度を上げるための議論や問題が生じた場合の立証方法の担保などを求めているとの説明がありました。
今後も論点整理に向けた関係者からのヒアリングが予定されています。

第17回有識者会議(第4回環境保全有識者会議)の概要

報告事項

議事

(3)その他(意見交換)

委員からの主な意見等

  • 生態系への影響が最も色濃く現れるエリアを理解するため、今回の場所より一層上流部の視察をしていただきたい。
  • 両市町のリスク管理に関する説明は的を得ている。この課題は、単純にデータを並べるだけでは解決しない。因果関係を仮説的に整理し、どのようなモニタリングを行うかなどの合意形成が必要である。
  • 植物は比較的浅い地下水、おおよそ表面水で生きている。保全策の検討に当たっては、深層にある地下水との関係性を明らかにしなければならない。

会議の様子は、下記のリンクから御覧いただけます。

令和4年10月25日現在の情報です。

詳細は、「リニア中央新幹線建設工事に伴う環境への影響に関する対応」へ

県民だよりでは、リニア中央新幹線整備に関する県の対応などを連載でお伝えします

問い合わせ/県環境局
電話/054(221)2421 ファクス/054(221)2940

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