育児に伴う休暇等の取得促進について

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ページID1077498  更新日 2025年10月15日

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県教育委員会では、育児に関する休暇・休業の取得を推進しています。
「育児プランシート」※などを参考に、早めに管理職と相談の上、積極的に休暇・休業制度を活用しましょう。
管理職や同僚の皆さんも、育児参加への御理解・御支援をお願いします。
※県所属はNES「教委版休暇制度DB」に掲載

男性の育児休業取得率令和5年、令和6年実績

家事・育児についての実感と、今後の心構え

島田高等学校 岡崎 翔太 教諭

育児の写真

 私には、3人の子ども(小3男・3歳女・もうすぐ2歳男)がいます。私は長女と次男の誕生時に、育児休業を次のように取得しました。

 育休(1) 2022.7.1~8.28(夏季休・年休含む。)3年担任であったため夏休みに取得
 育休(2) 2023.10.1~2024.10.7(長女の育休2回目➡次男の育休)次男の育休開始日を年度初めに設定

 長男のとき、私は育休など1ミリも考えていませんでした。しかし、出産によるダメージの癒えない中で家事・育児に追われていた妻の様子を思い出し、長女のときに初めて取得しました。次男のときには、年子育児の負担を軽減したい、長女のときよりももっと成長を見守りたいと思い、1歳まで取得することにしました。

 職場への影響を最小限に抑えられるよう、管理職や主任には、妻の妊娠がわかったところで相談しました。男性の場合、休業開始日が子の誕生まで定まらないため、様々な調整に難しさがあります。しかし、解決できる課題については、早めから動いて準備しました。

 育休を1年間とったことで、家事や育児の仕事量は無限であることを痛感しました。そのため復帰後は、これまで以上に定時退勤のために計画的な業務遂行を意識するようになりました。また、育休中に支援センターの保育士さん等と関わることで、子どもとの向き合い方を学べたのも、大きな収穫でした。

 私の育休取得により、御負担をおかけした方もいたと思います。それでも、保護者を含め職場の多くの方から励ましや後押しをいただきました。今後は、育休経験者が言っていた「周囲に負担をかけないのは無理。どこかで誰かを支えていけば良い。」という言葉を胸に、育児に限らずサポートを必要とする方の助けになれるよう努めていきます。

育児休業で実感した家族の成長と職場の支え

磐田北高等学校 相良 健太 主任

育児の写真

 当時在職6年目、防災関係業務を担う所属から全く違う分野の学校へ異動することが決まった頃、第二子の妊娠が分かりました。出産は異動後の9月で、異動先で育児休業を取得できるのか大きな不安がありました。しかし、引継ぎの際に上司へ相談し、希望どおり10月から翌年1月までの4か月間、育児休業を取得することができました。

 学校での私の主な分掌業務は給与支払関係事務でしたが、代替の方の業務が円滑にすすむよう、可能なものは処理を済ませて育児休業に入りました。

 第一子の際は、育休を1か月間取得しましたが、主に育児や家事のサポートに追われて終わってしまいました。今回は長女(当時2歳)とも時間を十分に持つことができました。遊びや外出を通じて信頼関係が深まり、「二人でデートしたね」と言ってくれるなど、娘の成長に欠かせない、とても大切な時間になったと感じています。さらに、次女が長女と初めてにっこり笑い合う場面にも遭遇でき、家族の絆が深まった4か月間となりました。

 復帰後、これまで日中に二人で行ってきた育児・家事に加え、私が夜間寝られるようそっと娘をあやしたり、お弁当をつくってくれたりなど妻のサポートがあるからこそ滞りなく復帰できているので、妻には感謝の気持ちでいっぱいです。

 育児休業を取得する際のコツは、やはり早めに上司へ相談し、引継ぎ内容を具体的に示すことだと思います。周囲も調整しやすくなり、結果的に安心して育児休業を取得できました。最後に、管理職の先生方や事務室の皆さんには、代替の方の人事や業務分担の御協力をいただき、心より感謝申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育総務課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3675
ファクス番号:054-221-3561
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