しずおかの森林と木材について知りたい

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ページID1055093  更新日 2025年10月14日

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しずおかの森林の概況

本県は県土の6割(約50万ha)が森林です。
民有林(国以外が所有する森林)のうち、約6割(24万ha)が人工林(人の手で植えられた森林)です。

全国的にも豊富な人工林は、その9割が木材資源として利用可能な林齢である45年を超えており、この充実した森林資源の循環利用が必要です。

 

民有林のうち、6割が人工林を示すグラフ
民有林人天別樹種別面積
(出典:R6静岡県森林共生白書)
林齢のグラフ
民有林林齢別面積
(出典:R6静岡県森林・林業統計要覧を基に林業振興課作成)

県産材利用の意義

静岡県の森林から生産された木材(県産材)を積極的に利用することで、地域の森林整備が進みます。

適正に整備された森林は、水源涵養や土砂災害防止等、様々な森林の機能(公益的機能)を発揮します。

県産材を利用することの良さ(1)

県産材を使用することで、地元の森林や私たちの暮らしに”良い”ことがたくさん!

木材は炭素を長期間保存するため、木材を利用することはカーボンニュートラルの実現に向けた取組にも貢献します。

また、静岡県で県産材を使うと、運搬時に排出されるCO2の削減にもつながり、地域の持続可能性を高めます。

県産材を利用することの良さ(2)

県内木材産地の紹介

本県は自然条件に恵まれ、森林の育成に適しています。
古くからスギ・ヒノキが植えられ、長い時間をかけ育てられ、木材として利用されてきました。
全国的にも美林で名高い天竜地域をはじめ、県内各地に豊かな人工林があります。

県内4地域の特徴

地域

特徴

伊豆

かつてはシイタケ栽培や炭焼きなど、広葉樹の利用が主であった。近年、木材生産も活発化している。

富士

富士山麓に広がる、戦後植林されたヒノキ主体の人工林で「富士ひのき」としてブランド化されている。

静岡

大井川や安部川の中流域で、古くから品質の良いスギ・ヒノキが生産されている。

天竜

江戸時代から続く林業地。「天竜美林」の名で知られ、日本三大人工美林にも数えられる。

 

木材産地の説明

木材の良さ・効果

木材は断熱性、調湿性等に優れ、紫外線を吸収する効果や衝撃を緩和する効果が高いなどの性質があります。

木材を利用することで、健康的で温もりのある快適な生活空間の形成に貢献します。

実際に木造の店舗では「柔らかい雰囲気で来店しやすいなど、お客様からもご好評いただいている」、こども園では「園児の健やかな成長だけでなく、職員にとっても心安らぐ空間となっている」といった声があります。

木材の良さや効果について、詳しく知りたい方は下記リンク先をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部森林・林業局林業振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2612
ファクス番号:054-221-2829
rinshin@pref.shizuoka.lg.jp