ふじのくに森の町内会について

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1017335  更新日 2023年1月13日

印刷大きな文字で印刷

「ふじのくに森の町内会間伐に寄与する紙」は、紙を使って間伐などの森林整備を助ける新しいCSR活動の仕組みです。

ふじのくに森の町内会の目的

森林の整備費用の不足により、間伐等による木材伐採量の約半分が林内に放置されています。

間伐材の中でも、良材は建築材料等として売ることができますが、曲がっていたり育ちが悪く細い木材は、利用価値がありません。その材を森林から搬出し、運搬するだけでもかなりの費用が必要となり、赤字になってしまうからです。

グラフ:間伐に必要なコストの明細


木材を森林に放置するということは、これは今まで時間をかけて育ててきた森林資源を無駄にして木材が吸収してきたCo2を大気中に放出させてしまうだけでなく、残骸が次回の間伐作業の障害となります。治山の面でも大変危険なことです。

写真:間伐直後。木材が放置された状態。

写真:整備された森林。陽が当たり下草が生えている。


「ふじのくに森の町内会 間伐に寄与する紙」は、この搬出すると赤字になってしまう未利用木材を林内から搬出し、「紙資源」として活用します。

使われた紙と同重量の木材を紙の原料であるチップとして利用し、その買取代金に未利用材活用費を加算して森林整備にかかる不足分を補います。

将来建材として利用するための良質な木材を育てるためには、今、森林の整備をきちんとすることが必要です。

このページに関するお問い合わせ

くらし・環境部環境局環境ふれあい課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2848
ファクス番号:054-221-3278
fureai@pref.shizuoka.lg.jp