農村の要望7 『健康と癒しのグリーン・ツーリズム』で、もうひとつのふるさと発見!”磐田市敷地地区”
1.場所
磐田市敷地地区は市の北端に位置し、東名袋井、磐田、浜松の各インターチェンジから約30分程度の距離にあります。
ローカル列車の天竜浜名湖鉄道敷地駅があり、山林と傾斜地の茶畑やふもとの柿園、田畑が調和したおだやかな農村景観が形成されています。
2.地域について
- 地域の74.2%は林部で敷地川沿いに集落が点在し、耕地は7.8%で、南部地域の水田と北部山間地域に樹園地等が散在しています。
- 平成18年3月に地区住民が中心となり、都市農村交流に取り組む「敷地村ふるさと交流倶楽部」を結成しました。
産地直売店「白壁館」、農村レストラン「万瀬ぼうら屋」、農産物加工体験施設「万瀬路」、茶業農家、柿栽培農家、炭焼き名人等、30名ほどで組織されています。
倶楽部では、「健康と癒し」に役立つ山里グリーン・ツーリズムを展開してゆこうと地域の交流体験資源(農産物、果樹、山菜、森林・竹林、山里景観等)を活かした体験メニューづくりや体験プログラムを実践しています。また、都市部の倶楽部会員の募集を行い、グリーン・ツーリズム推進による地域の活性化を目指しています。
3.企業の皆さんと
- 農産物加工体験施設「万瀬路」の共同活用
地元の倶楽部員が運営(味噌・饅頭づくり、そば打ち等)する「万瀬路」では、そば打ち体験や山菜料理体験等、地場の資源を活かした体験や借り手のアイディア(郷土料理教室、草木染等)で施設を利用できます。 - 協働によるイベント開催
地域資源を発掘して、都市農村交流の活性化を図るイベントの企画・運営を協働で行うことにより、資源を活用した商品開発(食品・ヒーリング用品・インテリア商品他)等につながる可能性もあります。 - 広大な山林の共同活用
地区には約556,000平方メートルもの広大な共有林があります。協働で山林の整備(伐採、下草刈り、林木の切り出し等)や広葉樹の植栽、散策路作り、マウンテンバイクのコース作り等を行い、社員研修やレジャー、保養の場としての利用、また、広域からの参加を促すイベント(ウォーキング、マウンテンバイクイベント等)を開催することができます。 - その他
- 沿道や空き地への花植えなどの環境保全活動ができます。
- 農業体験や自然豊かな農村体験を通して、日常生活の健全性を考えるきっかけをつくります。(食農、食育、地域コミュニティ等)
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