家畜共同育成事業

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ページID1027696  更新日 2023年1月13日

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家畜共同育成事業では、県内の酪農家、肉牛農家から子牛を預かり育てています。

1家畜共同育成場(哺乳場、放牧場)設置の目的

静岡県では、昭和41年に家畜資源の確保及び畜産経営改善のため、県内に家畜共同育成場(哺乳場、放牧場)を設置しました。

2所在地及び面積

伊豆市湯ケ島:42.4ha(借地:伊豆森林管理署)

西伊豆町宇久須:80.2ha(借地:西伊豆町)

3哺乳場、放牧場の管理

牧場の管理は、公益社団法人静岡県畜産協会が行っています。哺乳場、放牧場の職員数は、現在7人です。

4主要施設の概要

(1)天城哺乳場の概要(収容頭数200頭)
施設名 面積(平方メートル) 備考
哺乳牛舎 160 自動哺乳器設置、平成8年3月築
育成牛舎 740 平成8年3月築
堆肥舎 100 平成8年3月築
(2)天城放牧場の概要(収容頭数260頭)
施設名 面積(平方メートル) 備考
第1育成牛舎 850 100頭収容、平成10年3月築
第2育成牛舎 919 110頭収容、平成11年1月築
避難牛舎 182 50頭収容、平成10年3月築
管理事務所 464 H11年度整備
隔離牛舎 92 H11年度整備
飼料庫兼敷料庫 185 H11年度整備
堆肥舎 228 H11年度整備
地下サイロ 667 H11年度整備(10基)
農機具庫 310 H12年度整備

5哺乳場、放牧場での飼育管理

(1)飼育形態

哺乳場では、生後1か月齢から6か月齢までの牛を預かり、放牧場では生後5か月齢から分娩3か月齢前まで牛を預かり育てています。

イラスト:哺乳場スケジュール

(2)飼料給与

ア哺乳育成

人工乳、代用乳、配合飼料を順次給与し、粗飼料として、乾牧草、やヘイキューブを同時に給与します。

イ放牧育成

  • 夏季(4月から10月)は、昼夜放牧で、牧草を主体に自由採食させ、配合飼料、ヘイキューブは補助飼料として給与します。
  • 冬季(11月から3月)は、草地の維持や採草地の管理のため、放牧を制限しています。そのため、乾牧草、配合飼料、ヘイキューブ等を主体に給与します。

(3)衛生対策等

家畜保健衛生所、畜産技術研究所の指導に基づき、寄生虫病の検査や健康診断等を計画的に行っています。

このページに関するお問い合わせ

経済産業部農業局畜産振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2702
ファクス番号:054-273-1123
chikusan@pref.shizuoka.lg.jp