西部農林事務所農山村整備担当
西部農林事務所の農業農村整備
概要
全国有数のみかん産地である浜名湖北部地域では、畑地かんがい施設の整備により、高品質なブランドみかんの生産を支えています。また、三方原台地では、野菜・花きなどの施設園芸の安定した経営を実現するため、農業用水利施設の計画的な更新を進めています。そして、北遠地域では、茶などの生産性の向上と農村生活環境の改善を図るため、中山間地域の総合的な整備を行っています。
西部農林事務所では、「静岡県農業農村整備みらいプラン2025-2028」に基づき、「美しく活力ある農業農村」を創造するため、多様な人々が共創し、農地や農業水利施設等の地域資源の保全管理体制の強化や地域特性に応じた農業生産基盤の整備を推進しています。

西部地域の主な農業用水
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◆ 天竜川下流用水
天竜川下流用水は、浜松市、磐田市、袋井市、森町の天竜川下流域の用水不足を解消するため、昭和42年から国営農業水利事業により整備が開始され昭和59年に完成しました。西部農林事務所管内では、浜松市東部、南東部地域および浜北地域に農業用水・上水道用水を供給しています。
令和9年度から老朽化・耐震化対策を目的とした天竜川下流二期地区の着工を予定しています。

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◆ 三方原用水
三方原用水は、三方原台地周辺の用水不足を解消するため、昭和35年から国営農業水利事業により整備が開始され、昭和45年に完成しました。佐久間ダムから放流された天竜川の水を秋葉ダム地点で、農業用水、工業用水、上水道用水を合わせて取水し、三方原台地から浜名湖に至る浜松全域の広大な地域に水を供給しています。また、平成27年度から着工した老朽化対策、大規模地震対策を目的とした国営二期事業も令和8年度に完成します。

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◆ 浜名湖北部用水
浜名湖北部用水は、浜名湖の北部地域の丘陵地に広がるみかん園に用水を安定的に供給するため、国営農業水利事業により昭和50年に着手し、平成元年に完成しました。この用水を利用した畑地かんがい施設は、県営畑地帯総合整備事業により整備しています。

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◆ 湖西用水
湖西用水は、愛知県の渥美半島を中心に整備された豊川用水の一部で、湖西市全域に農業用水・工業用水を供給しています。豊川用水は昭和24年に国営農業水利事業として着手され、昭和36年には愛知用水公団が国営及び県営事業を一括して引き継ぎ、昭和43年に完成しました。農業用水の受益は、愛知県東三河地域から湖西市の18,000haの農地に及んでいます。

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主な取組1:農業水利施設の機能保全対策の強化 (農業用水の安定供給)
営農の礎となる農業用水の持続的な安定供給を確保するため、水源からほ場までの一貫した維持管理体制の確立と、適時適切な補修・補強・更新整備を強力に推進します。
取組事例
ライフサイクルコストを低減するアセットマネジメント手法(※)による基幹農業水利施設の更新整備等を実施しています。
※アセットマネジメント手法とは、中長期の補修、更新整備経費の将来予測を算定したうえで事業費を平準化すること
【須部2期地区】
主な取組2:多様な人々が参加・定着する地域共同活動の促進(地域資源の保全)
農地・農業用施設等が有する多面的機能の発揮に寄与し、担い手農家を支え、愛される地域を育むために必要な地域共同活動を持続可能とするため、多様な人々の参加と定着を支援します。
取組事例
「美しく品格のある邑(むら)」、「しずおか美農里プロジェクト」、「一社一村しずおか運動」、「しずおか棚田・里地くらぶ」等、都市と農村の多様な主体が参画都市と農村の多様な主体が参画した地域ぐるみの農村振興、農地保全活動を実施、支援しています。
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【美しく品格のある邑(むら)】

農業や美しい景観、地域に伝わる文化・伝統などの県民共有の財産でもある地域資源を保全・活用し、次世代に継承する活動を行う集落等を「美しく品格のある邑」として登録し、「持続可能な農山村づくり」に向けた支援を行っています。
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●邑(むら)に関する活動

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【しずおか美農里プロジェクト】

農地等の地域資源や農村環境の保全のため、多面的機能支払交付金を活用して地域共同活動(「しずおか美農里プロジェクト」)を支援しています。
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【一社一村しずおか運動】

農村と企業が持つ、それぞれの資源・人材・ネットワークを活かし、相互に交流する一社一村運動を推進しています。
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【棚田保全活動】

管内には3つの棚田があり、これら棚田が有する景観形成や洪水防止等の多面的機能の保全を図るため、ボランティア組織「しずおか棚田・里地クラブ」や棚田保全団体の活動を支援しています。
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今年の全国棚田サミットが浜松で開催されます!
全国棚田サミットとは全国の棚田関係者が一堂に会し、棚田・中山間地域の課題や先進事例を共有・発信し、棚田の保全活用を進め、未来につなげることを目的に1995年から毎年開催しています。全国の棚田を有する市町村が連携して、シンポジウムや分科会、交流会、現地見学会の開催や調査研究等を行います。

主な取組3:国内外の多様な需要に対応する農地の基盤整備の推進(産地収益力の強化)
静岡県ならではの立地や気候等を活かした様々な生産需要に呼応し、生産構造の転換や生産量の拡大を図り、稼ぐ農業を実現するための生産基盤の整備を推進します。
取組事例
柑橘(三ケ日みかん、とぴあみかん)や高収益作物(全国上位の農業産出額を誇る浜松市の野菜)、天竜の茶を対象とし、生産性・収益性及び品質の向上、生産コストの低減と省力化を図るため、区画整理や暗きょ排水整備による耕地条件の改善に寄与する基盤整備を実施しています。
主な取組4:災害リスクに対応した防災減災対策の推進(農業農村の強靭化)
農業農村の安全・安心に向け、激甚化、頻発化する豪雨災害や、南海トラフ巨大地震等に備えた防災減災対策を着実に推進します。
排水機場の遠隔監視
豪雨時の安全で確実な初動体制の確保のため、排水機場の遠隔監視・制御化の整備を実施しています。
ため池改修整備
今後、発生が危惧されている大規模地震等の災害リスクに対し、防災重点農業用ため池の改修整備を実施しています。
施設の耐震化整備
耐震性が不足し、大規模地震発生時に被災する恐れのある排水機場や排水路の耐震補強を進めています。
【庄内水路橋】
関連情報
お問い合わせ
西部農林事務所農村計画課
電話:053-458-7224/ファクス:053-458-7169
email:seinou_nouson@pref.shizuoka.lg.jp
西部農林事務所農地整備課
電話:053-458-7228/ファクス:053-458-7169
e-mail:seinou_nouchi@pref.shizuoka.lg.jp
西部農林事務所湖北事業課
電話:053-458-7230/ファクス:053-458-7239
email:seinou_kohoku@pref.shizuoka.lg.jp
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