地域の特産物(露地野菜)三島市

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1033922  更新日 2023年1月26日

印刷大きな文字で印刷

産地の歴史

写真:野菜畑
箱根西麓(はこねせいろく)に広がる野菜畑
写真:箱根せいろく野菜
箱根西麓野菜

箱根山の西側斜面に広がる畑地は、水はけ・日当たりが良い火山灰地で、耕土の深いことを利用して、古くからダイコン、ニンジンなどの根菜類の生産が盛んでした。

特に、ニンジン栽培は、鎌倉時代中期に導入され、精進料理の材料として鎌倉や小田原等に送られていました。産地としての始まりは、明治後期に行われた箱根山の開墾期を起源としています。

現在では、根菜類に加え、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類、レタス、ハクサイやキャベツ、ブロッコリー、セルリーなどの葉菜類、コマツナ、ホウレンソウ、ハネギといった軟弱野菜など、多品目の野菜を生産しており、三島・沼津などの近在市場はもちろん、首都圏のレストランやホテルなど広く野菜を供給しています。

特に、「三島馬鈴薯」は、これを使用したコロッケを「みしまコロッケ」と認定する制度がつくられ、まちづくりに活かされています。

平成25年からは、「箱根西麓三島野菜ブランド推進協議会」が設立され、基準に基づき数十項目のチェックを行ったものは、「箱根西麓三島野菜」と認定され、ブランド化を進めています。現在、40の生産者が認証されています。

平成28年には、「三島馬鈴薯」が地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

生産の概況

栽培面積:約400ha

栽培農家数:約280戸

作目と栽培時期

作目

は種時期

収穫時期

ジャガイモ 2月

6~7月

ダイコン 8月下旬

10~12月

ハクサイ 8月下旬

11~1月

キャベツ 8月中旬

10月下旬~1月

サツマイモ 5月

8~10月

特色

写真:箱根メークイン

  • ジャガイモは、主として京浜・京阪市場へ出荷されています。
  • みしまコロッケは、三島市の箱根西麓地域で生産されたジャガイモ「三島馬鈴薯」を加工したものです。
  • 他の野菜は、主として地場市場に出荷されています。

このページに関するお問い合わせ

東部農林事務所生産振興課
〒410-0055 沼津市高島本町1-3
電話番号:055-920-2159
ファクス番号:055-924-8594
tounou-seisan@pref.shizuoka.lg.jp