韓国「忠清南道（チュンチョンナムド）文化遺産特別展」が開催中です！

○忠清南道文化遺産特別展が開催中!
本展示会は、静岡県との友好協定締結10周年を記念して、12/2（土曜）～1/12（金曜）の間、韓国忠清南道が主催しているものです（入場無料）。
　清水から韓国へ援軍が出港したとされている白村江（はくすきのえ）の戦いや、興津にある清見寺で歓待された朝鮮通信使など1,350年以上にわたる両地域の歴史的な繋がりを、貴重な文化財やそのレプリカで紹介しています。
　沢山の素晴らしい展示の中でも、個人的に、忠清南道の小学生達が描いた絵画が印象的でした。富士山や茶畑が色鮮やかに描かれていたり、丁寧に漢字で「静岡県」と書いてあったり、小学生達が一生懸命当県について調べてくれたことが伝わり、胸が熱くなりました。一人でも多くの静岡県の小学生達に、彼らからの温かいメッセージを受け取ってもらいたいと思いました。
この他、サンドアートを用いた再現動画や体験型VRもあり、幅広い年齢層の方に楽しんでいただける内容となっておりますので、まだ御来場いただけていない方は、是非一度お立ち寄りいただけますと幸いです。

 

《特別展入り口》

《展示内容（白村江の戦い）》

《展示内容（道小学生絵画）》

○12月2日（土曜）開幕式に出席
12月2日、本展示会の開幕式に出席いたしました。
　開幕式のため、韓国から、忠清南道の金奇暎（キム・ギヨン）行政副知事をはじめとした約60名もの方が来静されました。静岡県側としては、出野副知事や、県議会議長、さらにこれまで両県道の友好交流を推進いただいている関係団体の方約30名が出席されました。
　開幕式では、静かで厳かな雰囲気の中、韓国の伝統芸能の特別公演が披露されました。また、韓国江原（カンウォン）大学校名誉教授であるソン・スンチョル教授と朝鮮通信史の有識者である渡邊康広氏による講演会も実施されました。
　本展示会を通じ、両県道のひいては日韓の友情が一層深まり、また未来に向けて発展していくことを心より願っております。

《開幕式テープカット》
※左から民団静岡県地方本部副団長、朝鮮通信使研究会会長、静岡商工会議所会頭、県議会議長、県副知事、道副知事、道歴史文化院委員長、駐日韓国文化院長、駐横浜大韓民国総領事館副総領事、道文化体育観光局長

《開幕式伝統舞踊》