平成31年1月所長あいさつ

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ページID1034510  更新日 2023年1月11日

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富士土木事務所長の大石です。

年が明けて20日以上経って、少々遅い気がしますが、改めまして「新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」

1月17日に、神戸市で、阪神・淡路大震災で犠牲になった6,434人の方を追悼する「1.17のつどい」が催されました。早いもので発災から24年が経ちました。多くの遺族や被災者らが地震発生時刻の「午前5時46分」に黙祷を捧げたとの報道がありました。大変悲しい出来事ではありますが、毎年追悼式典を催すことにより、犠牲者の霊を慰めると共に、防災について考える機会として代々伝えていかなければならないことであると思います。

被害に遭った方々には改めてご冥福をお祈りいたします。

次は最近の天気についてです。北海道、東北、北陸地方では冬本番を迎えて大雪に見舞われるなど大荒れの天気が続いています。それに比べて、静岡では昨年の暮れから、お湿り程度の雨はありましたが、ほとんど雨らしい雨は降っていません。

気温もそんなに低くならないので雪も降りません。例年ならこの時期真っ白に雪化粧した冬の美しい富士山が拝めるのですが、今の富士山は、雪が強風で吹き飛ばされて、山体の所々に地肌が見え、いつもと違った(ゴツゴツした)姿を見せています。

これもまた異常気象なのでしょうか?何年か前にあったような大雪は困りますが、やっぱり冬空には、雪化粧した富士山が似合います。

1月19日(土曜日)、20日(日曜日)には大学入試センター試験が行われました。これから3月末まで、受験生にとってはまさに(明るい)未来への挑戦(試練)の時となります。そんな受験生にとって大敵なのが昨年末から流行しているインフルエンザです。

この日のために一年掛けて必死に勉強してきて、いざ本番でインフルエンザにかかったのでは、これまで苦労が水の泡となりかねません。十分に気をつけて下さい。

さらに、2月に入って、各大学での入学試験が始まる頃には、今度は花粉症です。これもうっとうしいもので、鼻は詰まっているのに鼻水が出て、夜は息苦しくて眠れない、薬を飲めば眠くなってボーとなる。日本気象協会では、今年の花粉の量は例年に比べて全国的にやや多めで、3月上旬から4月中旬までの長期間にわたって飛散のピークが続くと予想しています。

新年度までのあと2ヶ月少々、雪も降らず、インフルエンザにもかからず、花粉も少なかったらいいなーと思います。

最後に、海洋研究開発機構が昨年10月から、地球深部探査船「ちきゅう」を使って、紀伊半島沖で行っている掘削調査のことです。これは、南海トラフ地震の発生メカニズムを解明して地震の予測研究に役立てるために、海底下約5,200メートルまで掘って、世界で初めてプレート境界の震源断層の岩盤を直接採取するものです。この調査の重要性は十分理解しているつもりなのですが、震源となる断層(プレート)部分にわざわざ穴を開けて刺激したら、今は安定している断層のバランスが崩れて、地震が起きちゃうんじゃないか(素人考え?)と心配しているのは、私だけでしょうか・・・。

今年最初のお話は、昨年の暮れから今年に掛けての出来事について、気になることを思いつくままに書いてみました。

あと少しで今年度が終わります。そして平成もあと少しでおしまいです。

きっと、あっという間に時は経ってしまうのでしょうが、皆様におかれましては、春になるまで風邪など引かず、お体に気をつけてお過ごし下さい。

平成31年1月22日

富士土木事務所長 大石俊一

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