平成25年度 黄綬褒章受章者（技能功労）の紹介

秋の受章者（50音順・敬称略）

後藤 暢弘 （沼津市） テーラー後藤

紳士服製造に長年従事して培った知識・技能を有している。特に洋服の製図において、胸度式と短寸式を組み合わせた製図法を研究し、直しが少なく、着心地が良くて見栄えのする服作りに優れている。また、技能グランプリに出場し、1位入賞を果たすなど、自己研鑽にも怠りが無い。その他、認定職業訓練の講師や技能競技大会に出場する選手の育成等を行い、後進の育成と業界の発展に尽力している。

鈴木 福次 （焼津市） 福樹苑

屋内緑化装飾技法の中に造園技法の「遠近法」を取り入れ、観賞用植物による近代的な屋内庭園、特に和と洋を巧みに組み合わせた技法に卓越している。また、植物配置バランスの良さと優れた色彩感覚を持ち、技能グランプリでは1位に入賞したほか、同グランプリの一般部門で内閣総理大臣賞受賞を果たした。その他、「グリーンマスター認定試験」の問題作成を第1回から携わり、職業訓練指導員も通算30年間務めるなど、後進の指導育成及び業界の発展に尽力している。