津波の起きる仕組み

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ページID1030141  更新日 2023年1月11日

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地震によって海底が隆起(または沈降)した場合、この現象により海水が押し上げられ(または引き下げられ)、津波が発生し陸地に押し寄せてきます。
震源が内陸にあっても断層が海域まで伸びる場合には、津波が発生する場合がありますので注意が必要です。
駿河湾や相模湾を震源域とする地震が発生すると、速いところでは地震発生から5分以内に1mの高さの津波が海岸に押し寄せ、津波の高さの最大は、相模トラフ沿いの最大クラスの地震に伴う津波は駿河湾から西の県内では5m前後、伊豆東海岸では10mから18m、南海トラフ巨大地震では10~15mのところが多く、最も高い所では30m以上となると考えられています。

また津波は…

  • 一番初めの波が一番高いとは限らない
  • 波と波の間隔が数分から十数分と非常に長い
  • 水深が浅くなったり、湾口より湾奥が狭くなる地形では波高を増す

などの性質があります。

津波は、水深の深い所では飛行機や新幹線なみの速さ、海岸近くでは時速36km(秒速10m)で襲ってきます!

最大クラスの地震に伴う津波の高さと到達時間

南海トラフ巨大地震と相模トラフ最大クラスの地震に伴って想定される津波の最大波高と、各沿岸に1mの津波が到達するまでの時間(〇内の数字、地震発生時からの時間)をみると、南海トラフ巨大地震では駿河湾から遠州灘で、相模トラフの最大クラスの地震では伊豆半島の東海岸で、共に5分以内に津波が到達すると推定されており、津波への備えが重要であることが分かります。

地図:最大クラスの地震に伴う津波の高さと到達時間

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