しずおか文化財ナビ 法門聴聞集

よみ

ほうもんちょうもんしゅう

指定区分、指定種別

県指定/有形文化財 ・ 書跡・典籍・古文書

指定日

1994年3月25日

員数

2巻

所在地

静岡県沼津市岡宮1055

一般公開有無

無

駐車場の有無

有

公開情報

所有者情報

• 宗教法人　光長寺
• 〒410-0011 静岡県沼津市岡宮1055
• 電話番号：055-921-0484

指定内容

古文書
【附】連々聴聞集2巻、日弁消息1幅、日意筆法門聴聞集表題並びに奥書1幅

【指定資料】　「法門聴聞集」は、日蓮の中老僧の一人とされる日法（1258?～1341?）が日蓮に随従しその教えを書き留めた文書であり、日法の真蹟本と考えられる。内容は系統だったものではないが、上行菩薩出現、即身成仏、真言批判、謗法、折状等、日蓮教説の本質的な問題が論じられており、草創期日蓮教団の状況を窺うことができる貴重な資料である。本文書は断簡であり、「連々聴聞集」2巻はその浄書本であり、真蹟本には欠く部分を載せている。
「日弁消息」は「法門聴聞集」上巻第1紙の紙背文書が、切り離されて別仕立の軸とされたものである。
「日意筆法門聴聞集表題並びに奥書」は、光長寺第12世日意が書いた「法門聴聞集」の表題や奥書が後に張り混ぜられて1軸に仕立てられたものでああり、書誌学的研究上重要である。

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