しずおか文化財ナビ 長浜城跡

- よみ
 - ながはまじょうあと
 - 指定区分、指定種別
 - 国指定/記念物 ・ 史跡
 - 指定日
 - 1988年5月13日
 - 員数
 - 所在地
 - 静岡県沼津市内浦長浜小脇181
 - 一般公開有無
 - 有
 - 駐車場の有無
 - 有
 - 公開情報
 
所有者情報
- 沼津市ほか
 
文化財の説明
戦国時代に関東一円を治めた後北条氏の水軍根拠地である重須湊(おもすみなと)をまもるための城であると考えられています。後北条水軍は、今川氏を滅ぼして駿河に進出した武田氏と駿河湾をはさんで対抗し、天正8年(1580)には北条・武田の水軍による駿河湾の海戦が行われ、ここから軍船が出撃したと伝えられています。それから10年後の天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原攻めによって再び緊張状態に置かれますが、水軍の主力が小田原に集結したことから、水軍基地としての機能を失いました。長浜城の存続は、天正7年から天正18年の11年という極めて短い期間でした。
内浦湾に突き出した高さ約30mの半島状の台地に位置し、東、西、北の三方を海で囲まれています。4つの主要な曲輪と、その周囲に付属する腰曲輪及び堀跡などが残っています。(出典:「静岡県文化財ガイドブック 中世以降の史跡編」)
地図情報
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