その他の動物からうつる病気

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ページID1050589  更新日 2023年2月1日

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ここでは静岡県動物管理指導センターの調査研究について紹介します。

レプトスピラ症

レプトスピラ症は、感染したネズミの尿や、尿に汚染された環境が感染源となり、時として犬などを介して人に感染します。
人では、口や皮膚の傷口から侵入し、発熱・全身倦怠・筋肉痛・腎炎・肝炎を起こすこともあります。重症例では、黄疸や出血がみられ、致死的な経過をとることもあります。

人への感染防止

  • 川などの自然水でも人に感染することがあるので、飲用は避けましょう。
  • 犬と遊んだり、戸外遊びの後は手をよく洗ってください。
  • 犬を飼っている方はワクチンで予防できます。

発症時の対応

もし、飼っている犬がレプトスピラ症にかかっている疑いがありましたら、最寄りの動物病院で相談を受けましょう。

静岡県におけるレプトスピラ症に関する調査

平成15から16年にかけて動物管理指導センターにて調査した犬のレプトスピラに関するデータです。

抗体検査

全体の抗体陽性率は犬305頭中14頭(4.6%)でした。(全国の平均は13.8%)

年齢別による抗体陽性率

年齢

検査頭数

陽性頭数(%)

1歳以下

9

0(0%)

2~5歳

79

5(6.3%)

6~9歳

143

8(3.6%)

10歳以上

74

1(1.3%)

10歳未満の犬において感染機会が多くみられます。

季節別による抗体陽性率

検査月

検査頭数

陽性頭数(%)

4~6月

57

4(7.0%)

7~9月

146

5(3.4%)

10~12月

85

5(5.9%)

1~3月

17

0(0%)

冬季以外1年を通じて発生の可能性があることが伺えます。

地域別による抗体陽性率

地域

検査頭数

陽性頭数(%)

県西部

110

6(5.5%)

県中部

50

5(10.0%)

県東部

145

3(2.1%)

県全域に発生がみられ、県中部での陽性率が高くみられましたが、全国と比べると低い値でした。

分離培養及び同定

検査した犬303頭中1頭(県西部)からレプトスピラが分離されました。

犬・猫における病原菌の保有状況調査

最近のペットブームにより、人と動物が接する機会が増加しています。そのことに伴い、動物由来感染症になる可能性が増加しており、ふれあい動物園での大腸菌の集団感染などもみられています。そこで、県では、身近な犬・猫を対象とし、病原菌の保有調査を行いました。

対象動物

動物管理指導センターに搬入された犬、猫及び一般ボランティアの飼育犬

調査した主な動物由来感染症

病原性大腸菌、サルモネラ、らせん菌
※らせん菌:カンピロバクター、ヘリコバクターなど

調査結果

動物種

調査頭数

病原性大腸菌

サルモネラ

らせん菌

166

0

0

61

37

0

0

8

表の結果のように、犬166頭中61頭、ねこ37頭中8頭かららせん菌が検出され、他の病原菌は検出されませんでした。

動物を飼われる方へ

今回の結果において、多数の犬、猫かららせん菌が検出されましたが、動物と接触すれば必ず感染するものではありません。大切なことは、ペットとの接し方です。適切な接し方については次のページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

動物管理指導センター
〒431-1102 浜松市西区大山町3551-1
電話番号:053-437-0142
ファクス番号:053-437-9690
doukan@pref.shizuoka.lg.jp