人生100年時代における自分らしい晩年そして末期のために
静岡県は、健康寿命が全国トップクラスではあるものの、健康寿命の先にある「何らかの健康上の問題で日常生活を制限される期間をどう過ごすのか」、「人生の終わりをどのように迎えるのか」ということが、県民一人ひとりにとって重要な課題となっています。
このため、静岡県では望ましい人生の晩年及び末期(まつご)における医療・ケアの在り方について検討するために、平成31年3月に医療・介護従事者等による「人生の最終段階における医療・ケアの在り方」に関する検討会を設置し、3年度に渡り、人生の晩年そして末期(まつご)における医療・ケアに係る議論を重ねてまいりました。
そして、このたび、提言書「人生100年時代における自分らしい晩年そして末期(まつご)のために」が検討会より県に提出されました。
本提言書では、はじめに「現状と課題」として、「人生100年時代」を迎えて直面している超高齢社会や多死社会といった現状や、自身の望む生き方について、家族や医療・介護従事者等と共有する機会の不足といった課題を提起しています。そして、続く「提言」本体では、県民一人ひとりが自分らしい人生の晩年と末期(まつご)を送ることができるよう、県民の皆様、医療・介護従事者の皆様、そして行政機関に実践していただきたいことについて記し、「提言の解説」にてそれぞれに解説が加えられています。
提言書の最後には、医療・介護従事者や周囲の人たちとともに考え、どのような末期(まつご)が自分に相応しいかについて機会あるごとに残すための書式、「生きかた死にかた-私のこだわり覚え」が提案されています。
今後は、いただいた提言を周知するとともに、県民一人ひとりが自分らしい人生の晩年と末期(まつご)を送ることができるよう尽力してまいります。
令和3年3月30日(火曜日)、静岡県庁にて、検討会より知事に提言が提出されました。
(左から検討会会長:静岡文化芸術大学学長 横山俊夫氏、静岡県知事川勝平太氏、検討会副会長:静岡県立病院機構理事長田中一成氏)
「人生100年時代における自分らしい晩年そして末期(まつご)のために(提言本編)
【提言全体】
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提言「人生100年時代における自分らしい晩年そして末期(まつご)のために」 (PDF 752.7KB)
(※両面で印刷して、冊子としてご使用ください。)
【提言項目別】
- 表紙・目次 (PDF 94.8KB)
- 1はじめに (PDF 931.0KB)
- 2現状と課題 (PDF 1.0MB)
- 3提言 (PDF 1.3MB)
- 4提言の解説 (PDF 667.9KB)
- 5「生きかた死にかた-私のこだわり覚え」(イメージ) (PDF 615.6KB)
- 6用語解説 (PDF 1.0MB)
- 7検討会の取組 (PDF 842.8KB)
- 8検討会メンバー (PDF 62.4KB)
「生きかた死にかた-私のこだわり覚え」(様式)
あなたが日々大切にしていることから、望む晩年の生き方まで、自由に書き記してください。
そして、家族などの親しい人や、身近な医療・介護従事者と共有してください。
なお、本提言に掲載する『生きかた死にかた-私のこだわり覚え』はあくまでもイメージです。
あなただけの『生きかた死にかた-私のこだわり覚え』を、ぜひ作成してみてください。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局医療政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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