令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨3-1

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ページID1011131  更新日 2023年1月13日

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令和3年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.大雨等による災害への対応】
(1)公共土木施設等の復旧

次に、大雨等による災害への対応についてであります。

去る7月1日から3日にかけて、本県は記録的な大雨に見舞われ、道路、河川、港湾、漁港等の公共土木施設などに甚大な被害をもたらしました。被災箇所につきましては、二次災害を防止するとともに住民生活への影響を最小限にするよう、必要な応急工事を速やかに実施してまいりました。

今般、公共土木施設等の復旧に要する事業費がほぼ確定したことから、必要となる経費を補正予算案に盛り込み、被災施設の早期復旧に全力を傾注してまいります。

熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流災害につきましては、「逢初川下流域復旧・復興チーム」を立ち上げ、被災された方々が一日も早く安全・安心な生活を取り戻せるよう、地域の理解と関係機関による連携のもと、復旧・復興事業を進めております。また、逢初川上流部においては、国が直轄砂防事業として緊急的な砂防工事に着手しております。

沼津市と清水町を結ぶ黄瀬川大橋につきましては、橋脚が沈下し橋桁が傾く被害が発生し、通行止めとしておりましたが、国の技術支援を得て被災した橋桁を撤去した後、仮設橋を設置し、8月31日に通行止めを解除いたしました。引き続き、国や地元市町と連携し、一日も早い本格復旧に努めてまいります。