平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-3-3

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ページID1010751  更新日 2023年1月13日

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平成30年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりのための重点的な取組】(3)子どもが健やかに学び育つ社会の形成3.「「文・武・芸」三道鼎立の学びの場づくり」

次に、「文・武・芸」三道鼎立の学びの場づくりであります。

魅力ある学校づくりにつきましては、高大接続改革や学習指導要領の改訂に伴い、これまで以上に、思考力、判断力、表現力などが重視されています。また、「生きる道」としての仕事を究めることの大切さを子どもたちに伝えていくことも、重要な課題となっております。

このため、3つの柱で施策を展開し、魅力ある学校づくりを進めてまいります。

まず、第1に「技芸を磨く実学の奨励」であります。本県の公立高校には、42の実学を究める学校があります。企業で即戦力となる人材を輩出できるよう、専門性の充実に取り組むとともに、スポーツ科、演劇科、観光科といった、新しい専門学科の設置に向けて、研究を進めてまいります。

第2に「知性を高める学習の充実」であります。学力向上や英語教育などにつきましては、外部機関との連携等を通して、静岡県全体の学力向上を図ってまいります。

第3に「グローバル教育の推進」であります。海外の高校生との交流や、国際バカロレアの調査研究などを進め、国際社会で活躍できる人材を育成してまいります。

今後、総合教育会議並びに地域自立のための「人づくり・学校づくり」実践委員会の意見を踏まえ、関係機関と連携を図りながら、魅力ある学校づくりの実現を目指してまいります。

ICTを活用した教育の充実につきましては、次期学習指導要領に掲げる「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善を推進するため、教員のICT活用指導力を向上するとともに、全県立学校に無線LANアクセスポイントを導入するなど、ICTを効果的に活用した授業を展開してまいります。