平成27年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-7

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ページID1010327  更新日 2023年1月13日

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平成27年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.「“ふじのくに”づくりの総仕上げに向けた重点的な取組」】(7)エネルギーの地産地消

第7は、エネルギーの地産地消であります。

太陽をはじめ、水、森林、温泉など、本県の自然資源を活用した再生可能エネルギーの導入促進に重点的に取り組んでおります。

太陽光発電については、設置を誘導するため、新築及び既築の住宅を対象に助成してまいりましたが、再生可能エネルギーの導入に対する、県民の皆様や住宅メーカーの意識の高まりを受け、新築住宅には、太陽光発電設備が概ね標準的に設置される状況となってまいりました。

このため、既築の住宅への設置に対する支援に重点化を図り、普及をさらに進め、平成29年度までに太陽光発電の導入量100万キロワットとする目標を前倒しで達成することを目指してまいります。

また、バイオマス、小水力や温泉熱による小規模分散型エネルギーの導入や、地域内でエネルギーの有効利用を図る取組を促進するため、民間事業者や市町による導入のための可能性調査や設備設置に対する支援を行うなど、取組を強化してまいります。

さらに、伊豆半島地域内で、温泉熱を活用した発電など、自然資源を生かしたエネルギーの有効利用に取り組み、環境に優しい地域として魅力を発信してまいります。

こうした新エネルギーの導入とともに、中小企業のエコアクション21の取得促進などによるエネルギー消費量の抑制に取り組み、エネルギーの地産地消を推進してまいります。