平成26年6月県議会定例会知事提案説明要旨2-4

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ページID1010347  更新日 2023年1月13日

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平成26年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【2.当面する県政の課題】(4)人口減少社会への挑戦

次に、人口減少社会への挑戦についてであります。

本格的な人口減少社会が到来している中、本県の活力の維持・向上を図り、将来に向けて持続的な発展を実現していくためには、内陸のフロンティアを拓く取組や産業成長戦略とも連動し、人口の自然増加につながる取組と社会減少に歯止めをかける取組を、総合的に推進する必要があります。

来月22日には、人口政策に精通した学識経験者で構成する有識者会議を立ち上げ、子育て支援の充実、未来を担う人材の育成、若者や女性、高齢者など誰もが活躍できる就業環境の整備、次世代産業の育成・集積による本県経済の活性化と雇用の創出、災害に強い安全・安心な県土づくりなど、短期と中長期の両方を見据えた施策について、議論していただくこととしております。

さらに、議論いただいた施策を官民一体となって推進するため、県内各界、各層を代表する方々をメンバーとする県民会議を設置し、オール静岡で人口減少対策に取り組んでまいります。

また、本県の合計特殊出生率は、平成25年には1.53となり、平成16年の1.37を底に回復基調にあります。今年度は、子どもは「地域の宝」であり、「子育ては尊い仕事」であるという理念を、より一層浸透させ、子どもを健やかに育てることができる社会を目指して、安心して子育てができる環境の整備を進めるため、保育所や認定こども園の整備、小規模保育施設の活用などにより2,700人以上の保育所入所定員の増加を実現いたします。