平成24年6月県議会定例会知事提案説明要旨5-3

平成24年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【5.当面する県政の諸課題】（3）観光交流の促進

次に、観光交流の促進についてであります。

昨年10月から12月までの第3四半期の県内宿泊客数は約427万人で、対前年同期比99.0％となり、東日本大震災前の水準まで戻ってきております。また、新東名高速道路の開通効果が大きく、今年のゴールデンウィークの観光交流客数は、前年を上回るなど、県内の観光動向は回復傾向にあります。

このような状況を踏まえ、より一層の観光誘客を促進するため、今月18日には、東京において旅行商品の造成に向けた商談会を開催いたしました。来月からは、宿泊施設や観光施設と広く連携して、新東名を活用した誘客キャンペーンを実施するなど、効果的な誘客対策を推進してまいります。

また、4月24日に、伊豆半島ジオパーク推進協議会が、日本ジオパーク委員会に対して、日本ジオパークネットワークへの加盟申請を行いました。日本ジオパークの認定は、世界ジオパークの認定に向けた第一歩となることから、9月の認定に向けて関係市町と連携し、引き続き支援してまいります。