平成24年6月県議会定例会知事提案説明要旨5-12

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ページID1010009  更新日 2023年1月13日

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平成24年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【5.当面する県政の諸課題】(12)少子化対策

次に、少子化対策についてであります。

平成23年の本県の合計特殊出生率は1.49と、前年を0.05ポイント下回り、危機感を抱いております。このため、県では「合計特殊出生率2」を目指し、全庁を挙げて少子化対策に取り組み、出会いから、結婚、出産、子育てまでの各ライフステージに応じた施策を展開し、誰もが安心して子どもを生み育てられる環境づくりを進めてまいります。

今年度の新たな取組として、まず、若者の結婚や子育てに対する関心を高めるため、結婚や子宝に由縁のある地域資源を「エンゼルパワースポット」と銘打って、現在、県民の皆様から広く募集しております。集めた情報を冊子にまとめるとともに、県内各地でパワースポットを活用した若者の交流事業を実施してまいります。

また、子育て経験者等が活躍する民間の子育て支援団体への助成や、交流会の開催などを通じて、シニア世代による子育て支援活動を促進してまいります。

さらに、ひとり親が安心して子育てに取り組むためには、安定した収入の確保が不可欠であります。このため、家庭と仕事の両立が図りやすい在宅での就業を支援することを目的に、9月を目途に、在宅就業支援センターを設置いたします。民間の委託業者を通じて就業訓練や業務開拓などを行い、ひとり親家庭の生活の安定と自立促進を図ってまいります。