平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨8-1

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ページID1010039  更新日 2023年1月13日

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平成24年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【8.当面する県政の諸課題】(1)エネルギーの地産地消の推進

次に、当面する県政の諸課題についてであります。

はじめに、エネルギーの地産地消の推進についてであります。

エネルギーは県民生活や企業活動にとって欠くことのできない基盤であり、本県の経済成長の源となるものであります。昨年の東日本大震災以降、エネルギーの安定供給や環境問題、経済性等が大きな課題となる中、私は、従来の一極集中型から分散自立型のエネルギー体系への大転換を図るため、豊かな自然エネルギーを生かし、エネルギーの地産地消に全力で取り組んでおります。

今月19日には、学識経験者等で構成する「ふじのくに未来のエネルギー推進会議」を開催し、平成23年度から32年度までを計画期間とする「ふじのくに新エネルギー等導入倍増プラン」の進捗状況を評価いたしました。会議では、東日本大震災後の電力需給の逼迫をはじめとする社会経済情勢の変化を踏まえ、数値目標の達成状況、取組実績について検証を行いました。その結果、同プランの初年度の進捗状況は、概ね順調であるとの評価をいただいたところであります。

また、今年度中に8年前倒しで30万キロワットの目標を達成する見込みである太陽光発電につきましては、委員からの御意見も踏まえ、今後、数値目標を見直してまいります。

県民の皆様にもプランの進捗状況や新しい数値目標について御意見を伺い、その結果を評価書として公表し、県民の皆様との協働によりエネルギーの地産地消を推進してまいります。