富士海岸の災害記録

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ページID1042704  更新日 2023年1月24日

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沼川流域の古地図(吉原宿、原宿の位置)

イラスト:富士海岸の災害記録

富士海岸の災害記録

西暦1608年 慶長13年

- 地区
被害状況 出典
駿河暴風大雨 沼津市談No.39

西暦1609年 慶長14年

原宿 地区
被害状況 出典
高波の被害を受け、それまでの東海道の北側に新しい往還道を作り集落や宿場の施設を移転した 沼津市史
原宿はしばしば津波(高波)の被害をこうむった。幕府は道路政策の面から従来の道より北側に付け替え、原宿は新しい街道沿いに移転し形成されていった 沼津三島清水町町名の由来
原宿は国道1号線の所から現在地へ移る 沼津市談No.39

西暦1611年 慶長16年

原宿 地区
被害状況 出典
高潮により原宿人家諸施設流失、旧宿場を放棄して原位置に移転 富士海岸(国土交通省)(原町誌)

西暦1624~1644年 寛永年中

吉原宿 地区
被害状況 出典
洪水高潮の被害を被り、砂山は崩れ駅舎を埋め住むことができなかった 静岡県史(自然災害誌)

西暦1639年 寛永16年

吉原 地区
被害状況 出典
大津波、元吉原移転 沼津市談No.39
高波に追われて依田橋村の西側に所替えした はばたく浮島ヶ原(富士東部地区改良区)

西暦1640年 寛永17年

吉原宿 地区
被害状況 出典
官命により元吉原→中吉原に宿場移転 静岡県史(自然災害誌)

西暦1660年 万治3年

原宿 地区
被害状況 出典
原宿付近、津波で皆無 富士海岸(国土交通省)(原町誌)
田子の浦 地区
被害状況 出典
大暴風雨、津波来り、湊口塞がる 沼津市談No.39
吉原湊 地区
被害状況 出典
夏から秋にかけて高波が続き、湊口は塞がって高浜となり、満水が沼川を逆流した はばたく浮島ヶ原(富士東部地区改良区)

西暦1662年 寛文2年

原宿 地区
被害状況 出典
原宿付近、潮入収穫皆無 富士海岸(国土交通省)(原町誌)

西暦1680年 延宝8年

吉原宿 地区
被害状況 出典
高潮により吉原宿(中吉原)浸水し、中吉原→新吉原へ宿場移転 静岡県史(自然災害誌)
田子の浦 地区
被害状況 出典
田子の浦付近大津波 富士海岸(国土交通省)(田子のふるみち)
8月6日の津波により湊口閉塞 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
閏8月6日、大津波湊に来襲、再度吉原宿移転 沼津市談No.39
吉原湊 地区
被害状況 出典
8月6日未曽有の大津波が襲い、湊口は土砂で埋まり、吉原宿(中吉原宿)の人家の大半は流出し、近郷の田畑は大被害を蒙った。吉和宿はまた所替えの止むなきに至った。 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1699年 元禄12年

吉原宿 地区
被害状況 出典
高潮により新吉原宿浸水するが、宿場移転せず 静岡県史(自然災害誌)
田子の浦付近大津波 富士海岸(国土交通省)(田子のふるみち)
原宿 地区
被害状況 出典
暴風雨、津波3回、湛水5,60日 沼津市談No.39

西暦1756年 宝暦6年

原宿 地区
被害状況 出典
大暴風雨 沼津市談No.39

西暦1765年 明和2年

吉原宿
被害状況 出典
吉原宿湊口が塞がり田畑に海水が浸入し東海道が通行不能 静岡県史(自然災害誌)
田子の浦 地区
被害状況 出典
高波と台風雨により湊口閉塞 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
吉原湊 地区
被害状況 出典
5月の高波と8月の津波で湊口が塞がり往来の通行さえできなくなった。田畑の作物は皆無 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1772年 明和9年

原宿 地区
被害状況 出典
大雨風、津波 沼津市談No.39

西暦1790 寛政2年

吉原湊 地区
被害状況 出典
湊口から潮水が入り、水湛えで収穫皆無 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1791年 寛政3年

原宿 地区
被害状況 出典
汐入不作 沼津市談No.39
吉原湊 地区
被害状況 出典
湊口から潮水が入り、水湛えで収穫皆無 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1792年 寛政4年

原宿 地区
被害状況 出典
汐入不作 沼津市談No.39
吉原湊 地区
被害状況 出典
湊口から潮水が入り、水湛えで収穫皆無。寛政2、3、4と3年連続 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1852年 嘉永5年

原宿 地区
被害状況 出典
大雨風、小須湊が高波で塞がる湊口より海水が逆流し汐冠、海岸筋の破損が多い 沼津市談No.39

西暦1854年 安政1(嘉永7)年

原~吉原 地区
被害状況 出典
原宿はすべて損なし、元吉原から倒れ家が多くなり吉原宿は大倒れ 静岡県史(自然災害誌)(嘉永二年羽田埜神社万歳書留控)
原宿 地区
被害状況 出典
居住は大破し、座敷の柱は皆折れ、土蔵は土を落とし、植木は花壇より落ち鉢は皆砕け地震後に地盤が変わったのか川筋水行きも違ってしまった。用水路としての役割を果たせなくなってしまった 沼津市史(原宿植松家日記)

西暦1856年 安政3年

吉原 地区
被害状況 出典
吉原湊口200間(360m)を塞ぎ、沼川に海水が遡上して農作物が水腐れ 静岡県史(自然災害誌)
田子の浦 地区
被害状況 出典
湊口両岸を破壊。逆潮浮島深くまで侵入 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
吉原湊 地区
被害状況 出典
湊口両岸200間を破壊し、高潮は河口100間を閉塞し、内陸深く侵入し作物を腐敗させ はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1858年 安政5年

原宿 地区
被害状況 出典
大時化で出水、耕地一面海の如し 沼津市談No.39

西暦1869年 明治2年

田子の浦 地区
被害状況 出典
8月の高波襲来で放水路、防潮堤とも跡形もなく崩壊 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
昭和放水路 地区
被害状況 出典
春に大放水路が完成したが、8月の高浪で掘割は跡形もなく崩れ去った。(その73年後同じ場所へ新しい工法で昭和放水路が完成した) はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1872年 明治5年

田子の浦 地区
被害状況 出典
台風雨の来襲により完成間近の石水門崩壊 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
石水門 地区
被害状況 出典
8月、大暴風雨に襲われ、怒涛狂波は湊口に殺到し、8分どおりできあがっていた石造水門は一夜にして破滅した。なお、使用した石材は河心に崩れ落ち水流を阻害することと はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1884年 明治17年

吉原 地区
被害状況 出典
砂石吉原湊口を閉塞、沼田氾濫して吉原宿以東富士沼に至る間、大湖水となる 富士海岸(国土交通省)(田子のふるみち)

西暦1889年 明治32年

田子の浦 地区
被害状況 出典
台風による高潮により田子の浦の砂丘を乗り越え民家に海水が浸入
入道川(富士早川)と潤井川の河口や川筋に近い新浜、前田新田で流失家屋が集中
静岡県史(自然災害誌)
10月7日大波砂山を越し鈴川駅(吉原)北まで大海となる。死者55人、負傷者162人 富士海岸(国土交通省)(田子浦海嘯始末)
田子の浦に大津波が押し寄せ一帯の村々大被害 浮島沼と湿田農耕(1996沼津市歴史民俗資料館)
10月7日津波に直撃されたのは、吉原湊の左右の鈴川と前田新田でその区域は凡そ3kmにわたっていた。死者55、負傷者162、行方不明2、家屋の全壊44、流失243、床上浸水210.
鈴川地区も津波が襲い、別荘のほとんどを流したが、幸い各別荘とも留守だった。
湊口は閉塞し、西は富士川尻の堤防から東は浮島に通じ、北は吉原町まで東西3里、南北1里の湖水が現出した。
はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1906年 明治39年

吉原湊 地区
被害状況 出典
高浪で湊口が閉塞 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1910年 明治43年

吉原湊 地区
被害状況 出典
高浪で湊口が閉塞 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1917~18年 大正6、7年

原 地区
被害状況 出典
津波がにわかに襲来して、海水が防潮堤を乗越え、松林を通り、国道1号線(古街道)を越え、東海道線を過ぎて県道(旧東海道)に達し集落にまで及んでいる 沼津市談No.23

西暦1942年 昭和17年

昭和放水路 地区
被害状況 出典
6月、湊口は高浪で閉塞し、潮水は沼川を逆流して作物への影響が懸念されたため、完成前の昭和放水路で見切り放水を実施した。 はばたく浮島ヶ原(富士東部土地改良区)

西暦1959年 昭和34年

田子の浦 地区
被害状況 出典
伊勢湾台風による高波、田子の浦港付近で民家20戸破壊、蛇篭堤3120m破壊、階段堤 富士海岸(国土交通省)

西暦1966年 昭和41年

田子の浦 地区
被害状況 出典
台風26号による越波により吉原付近で死者13名、全破壊家屋51戸、洗堀により三四軒屋で堤防本体が200m崩壊 富士海岸(国土交通省)

西暦1979年 昭和54年

田子の浦 地区
被害状況 出典
台風20号による高波により消波堤のコンクリートブロックが散乱し、貨物船ギャラティック号が打ち上げられる 富士海岸(国土交通省)

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沼津土木事務所
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